9月に自民党総裁の任期が切れる安倍晋三首相。安倍首相が退くことになれば、次の自民党総裁がそのまま総理大臣に任命されます。

そんな中、「次の首相」にふさわしいのは誰か?――といった世論調査朝日新聞社が行いました。

世論調査の選択肢には、最大与党である自由民主党から5人、野党第一党である立憲民主党から1人の名前が挙げられました。

自民党からは菅義偉官房長官河野太郎防衛大臣、小泉進次郎環境大臣、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、そして立民党から枝野幸男代表。

朝日新聞恣意的に絞った6人の中から選ぶという条件付きの世論調査ではありますが、ともあれ、その結果を見てみましょう。

 

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1位・石破元幹事長 24%

2位・小泉環境大臣 13%

3位・河野防衛大臣 7%

4位・岸田政調会長 6%

4位・菅官房長官 6%

4位・枝野代表 6%

 

とくに意外でもない結果のような気もしますが、この朝日新聞世論調査が各ニュースとして流れた結果、SNS上では「次の首相」がトレンド入りし、様々な意見が飛び交いました。

 

安倍首相が辞める前提にしている朝日新聞世論調査に悪意を感じる。枝野が選択肢に入ってるし…自民だったら石破を1位にしたいだけでしょ」

「若い人で自民党支持者だったら河野防衛大臣一択でしょ。安倍首相のやることなすこと否定するような石破氏は、ネットを見ない年配ウケ狙いか」

「菅官房長官がどうしても総理の顔には見えない。とくにマスコミからもイジられずイメージの薄い岸田氏がいつの間にか総理の座に着いていそう」

自民党の中から誰が総理になっても安倍首相の流れを断ち切らない限り、何も変わらなそうな気がする。いっその事、直接選挙で首相を決めたい」

 

安倍首相支持者に自民党支持者、アンチ安倍首相からアンチ自民までと立場に違いはあれど、SNS上ではひとつだけ「合意」できるものがありました。

世論調査では堂々2位に入っている小泉環境大臣についてです。

 

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小泉進次郎だけは嫌だ!」

 

そんな声が右も左も関係なく、溢れ出していたのです。

 

総理大臣になるということは日本国の首相になるということです」

「誰が首相になればいいかという問題は誰を総理に選ぶかという問題」

「次の総理を決める前に総理の次を決めなければいけない…違いますか?」

 

何かを言っているようで、実は何も言っていない…いわゆる「進次郎語録」が次々と投稿されました。

 

自民党はどうも世論をつかむのが遅いみたいだから、今でも進次郎人気があると思ってそうだけど…本当にかんべんしてくれ」

「今回の世論調査で2位になったとか、情報に弱い人がイメージだけの消去法で選んだとしか思えない。でも現実になりそうで怖い」

「最初は父親と同じ路線で“自民党をぶっ壊す風”だったけど、相手をけむに巻く言い回しが似てるだけで、今はただネタとしての存在」

 

ひょっとしたら「次の総理」に「ふさわしくない」といった世論調査だったら、ぶっちぎりで1位なのでは…と思わせる「人気」ぶりであることは間違いなさそうです。

しかし、政治は悲劇を起こしますが、時に喜劇が起こります。

なんなら次の首相が失敗したほうが、前首相が評価されることもあるので、安倍首相の胸の内は案外、小泉進次郎首相かもしれません。(文◎編集部)

 

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