どうもあかりです。
基本的に恋愛は人生と同じで、「まあ、たいていの失敗は時間が解決してくれるし、気にするだけ無駄っしょ」というテンションでいても、さほど問題ありません。でも、転んだ時の擦り傷が完治はしても、傷の痕がずーっと消えないものってあると思います。
どういうことかというと、カップル間での過ちって、その傷痕に似てるんです。ケンカとかで仲直りをして「もう、元通りだね!」ってなっても、実は治ってないみたいなことがある…。
そういう傷痕に悩まされ、モヤモヤしたまま付き合うことがないように、今日は、みんなが彼とお付き合いする上で「これだけは気を付けて!」というものを紹介します。ぜひ彼と一緒に読んで、二人の良い関係づくりに役立ててもらえれば…最高にうれしいです!


会話の勢いで「別れる」を簡単に使わない

ケンカの際や、ケンカほど加熱はしていなくても、なんとなく今の関係が面倒に感じて自暴自棄になってしまったとき、ふとこぼしてしまう(人がいる)一言が、「もう別れよう」。
少しキツイ言い方をしますが、「別れる」と口にしたのですから、当然、ちゃんと責任をもって別れる覚悟は、あるんですよね?まさか、「本心じゃなくて、つい勢いで……」とか、「それを言うことで、相手が譲歩してくれると思ったらから」、そんなふざけた理由で軽々とこんな恐ろしく、また切ない発言を恋人に対して投げかけてませんよね?

例えば親に、「お前なんて私の子じゃない!」と言われたら、どうでしょう。数日経って、表面上は仲直りができても、多分私は、一生親から言われたその一言を引きずるでしょう。みんなもそうでしょう。「あ~、私は、子供として失格なんだな」って気持ちは一生残るはずです。
「別れる」という言葉を言えば、また言われれば、それに応じて「ああ、私たち二人の関係性は、これくらいのトラブルで『別れそう』になっちゃう程度の、ぐらついた不安定な関係なんだ」とお互いが無意識に感じ始めるんです。それが怖い。
逆にどんなに激しいケンカや意見の食い違いがあっても、「別れる」の言葉が一切出ない二人は、それによって「何があっても、『別れない』を前提に協力・解決していける」という自信をつけ、絆を深めていきます。どちらの関係に自分たちがなりたいか、その答えは明白なはず。


見た目や性格をディスる「人格攻撃」をしない

「別れる」と同じようなタイミングで、恋人のことを人格的に否定・攻撃するのも、本当にどうかやめてください。
「ブス」「デブ」「キモい」などの、ただの悪口は、いくら勢いとか、売り言葉に買い言葉的な流れで発せられたものであっても、「好き」という根幹を大きく揺るがす、本当に悪い意味でキラーフレーズです。

また親の例で恐縮ですが、親に「ブサイク!」とか「デブ!」とか一度でも言われたら、多分誰もが、親の前では二度と心の底から笑えないでしょう。
恋人であっても、同じです。
「あ~、彼は『ぽっちゃりなところがかわいくて好きだよ』とか言ってくれてたのは実はお世辞で、本当は私のことただの『デブ』って思ってたんだなー」とか、そういうことを一度思ってしまったら、忘れろなんていうのは無理ですよね。
しかも、こういうことを直接本人に伝えると、「あのときの発言は本音じゃない。逆に仲がいいからこそ、馬鹿とか死ねとか言うことあるじゃん」みたいな反論をされると思います。でも、これは論点がずれている。
仮に百歩譲って、本音じゃないとする(それすら本当は疑わしいけど)。本音じゃないとしても、「本音じゃないのに、恋人に対してそんなことを言えてしまう心の冷たさ、凶悪さ」の方が、もっと怖いと思いません?


カップルの関係を壊す「試す言動」をしない

最後の一つは、「試す言動」です。
恋人の気を引くために、「今正直、気になってる人がいるんだ」「なんか、イケメンから告白されたんだよね」とか言ってしまう人…。これも説明不要だと思いますし、何度かハウコレでも書いていることですが、どうかやめてください。
今さら「なんで」なんていちいち説明しませんが、相手を試すことは、自分の承認欲求を満たす代わりに相手を傷つけるという世にも恐ろしい行為です。これをされたが最後、相手の愛情を無条件に信じるということがすっかりできなくなってしまって、信頼関係は完全にぶっ壊れます。
大げさじゃなく、マジでぶっ壊れます。


まとめ

これを読んで、もしも「あなた」(彼女かもしれませんし、彼氏かもしれません)が少しでも、今の関係や過去の恋に照らして「ギクッ」と思い当たるところがあるのなら、どうかすぐに考えを改めてください。
これらは、たとえ相手がどんな人であっても、二人の関係性がどれだけ深くても、たったひとつの例外もなく、取り返しがつかなくなります。二人が仲良く付き合っていくためにも、これらのことに気を付けてみてくださいね。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)

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