ブンデスリーガ第27節が23日と24日に各地で行われた。

 首位バイエルンフランクフルトと対戦。前半で2ゴールを挙げ、後半開始直後に1点を追加して点差を3点に広げる。しかし、フランクフルトオーストリア代表DFマルティン・ヒンテレッガーが、52分と57分に立て続けにセットプレーから得点に成功し、1点差まで詰め寄る。反撃も束の間、その後はバイエルンがペースを握って2点を追加し、結果は5-2でバイエルンが勝利した。なお、MF鎌田大地は途中出場し、MF長谷部誠はベンチ入りを果たしたものの出場はなかった。

 ライプツィヒはアウェイでマインツと対戦。ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーのゴールを皮切りに前半で3得点、後半で2得点を積み上げ5-0で大勝して3位に浮上。この試合でハットトリックを達成したヴェルナーはリーグ戦4試合ぶりの得点となり、リーグ中断明けの完全復帰をアピールした。

 ブンデスリーガ再開後、ルールダービーで快勝を収めたドルトムントヴォルフスブルク相手に2-0と着実に勝利し、勝ち点4差で首位バイエルンを追う。3位ボルシアMGは5位レヴァークーゼンをホームに迎えた。ゴール裏のサポーターのパネルが話題を呼んだが、試合はレヴァークーゼンドイツ代表MFカイ・ハフェルツの2ゴールなどで、3-1で勝利。ボルシアMGは5位に転落した。

 17位ブレーメンは1点リードで迎えた64分からFW大迫勇也が途中出場。そのままリードを維持して8試合ぶりに勝利。ブレーメンは一試合消化が少なく、15位マインツとの勝ち点差は6となっている。

ブンデスリーガ第27節
ヘルタ・ベルリン 4-0 ウニオン・ベルリン
フライブルク 0-1 ブレーメン
パーダーボルン 1-1 ホッフェンハイム
ヴォルフスブルク 0-2 ドルトムント
ボルシアMG 1-3 レヴァークーゼン
バイエルン 5-2 フランクフルト
シャルケ 0-3 アウクスブルク
マインツ 0-5 ライプツィヒ
ケルン 2-2 デュッセルドルフ

ブンデスリーガ第26節順位表
1位 バイエルン(勝ち点61)
2位 ドルトムント(勝ち点57)
3位 ライプツィヒ(勝ち点54)
4位 レヴァークーゼン(勝ち点53)
5位 ボルシアMG(勝ち点52)
6位 ヴォルフスブルク(勝ち点39)
7位 フライブルク(勝ち点37)
8位 シャルケ(勝ち点37)
9位 ホッフェンハイム(勝ち点36)
10位 ケルン(勝ち点34)
11位 ヘルタ・ベルリン(勝ち点34)
12位 アウクスブルク(勝ち点30)
13位 ウニオン・ベルリン(勝ち点30)
14位 フランクフルト(勝ち点28)※1試合未消化
15位 マインツ(勝ち点27)
16位 デュッセルドルフ(勝ち点24)
17位 ブレーメン(勝ち点21)※1試合未消化
18位 パーダーボルン(勝ち点18)

ブンデスリーガ第28節対戦カード
5月26日
ドルトムント vs バイエルン
ブレーメン vs ボルシアMG
フランクフルト vs フライブルク
レヴァークーゼン vs ヴォルフスブルク

5月27日
ライプツィヒ vs ヘルタ・ベルリン
アウクスブルク vs パーダーボルン
ウニオン・ベルリン vs マインツ
ホッフェンハイム vs ケルン
デュッセルドルフ vs シャルケ

ブンデスリーガ第27節が各地で行われた [写真]=Getty Images