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次期シビック・タイプR ハイブリッドに?

text:Lawrence Allan(ローレンスアラン

次世代のホンダシビック・タイプRの、最初のプロトタイプが、ニュルブルクリンク近郊の道路でテストを行う様子が目撃された。

2021年後半に世界発表、2022年に発売となる可能性が高いとされている、11世代シビック標準モデルに先駆けて、そのスパイショットが撮影されたことから、タイプRと標準モデルが同時に発表される可能性がでてきた。

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次期型ホンダシビック・タイプR プロトタイプ

このルノーメガーヌRSのライバルは、かなり厳重なカモフラージュが施されているが、現行モデルから、そのエクステリアのスタイリングを、ほぼ引き継いでいるように見える。

おなじみの、低くワイドなスタンスサルーンスタイルのトランクと、大きなリアウィングを備えた全体的なボディシェイプが確認できる。

新型のリアウイングは、アップライトにマウントされているのが特徴的。また、トランクリッドの小ぶりなスポイラーは、リアウインドウを横切る形状ではなくなっている。

フロントとリアのライトも変更され、このプロトタイプには現行モデルのような、特徴的なエグゾーストが備えられていない。

さらに目に見える変更には、低いショルダーライン、ボンネットライン、ヘッドライトなどがある。

インテリアは、ダッシュボードトップに取り付けられたタッチスクリーン、変更が加えられたステアリングホイールと、ダッシュボードのデザインを垣間見ることができる。

次期シビック・タイプR 駆動方式は?

AUTOCARは、次世代シビック・タイプRに、ハイブリッドパワートレインが追加されるとの情報を得ている。

2025年までに、すべてのヨーロッパで販売するモデルを電動化するという、同社の電動化計画の一部となるだろう。

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次期型ホンダシビック・タイプR プロトタイプの内装

NSXでは3.5L V6ツインターボと3基のモーターを組み合わせたシステムを採用するが、こうした高度なコンセプトを採り入れたドライブトレインの搭載も検討されている。

四輪駆動が採用されるかどうかはわかっていないが、もしもホンダがフル・ハイブリッドを選択するなら、その可能性は高い。

以前、エンジニアが、現行の前輪駆動モデルはパフォーマンスの限界に近いと漏らしていたことから、四輪駆動化によりパフォーマンスの向上を図る可能性もあるだろう。

新しいシビックが、どこで生産されるかはわかっていないが、2021年に閉鎖される、同社の英スウィンドン工場ではないことは明らかだろう。


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