トッテナムに所属するベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(33)に対して、退団の可能性が高まっているようだ。

2012年にアヤックスから加わり、公式戦311試合の出序数を誇るヴェルトンゲンだが、6月30日に契約満了予定。3月中旬から新型コロナウイルスの影響で中断に入るプレミアリーグが6月中の再開に動き出しているなか、ヴェルトンゲンの延長交渉は進展がなく、合意に至る兆しがないという。

『ESPN』が報じたところによると、ヴェルトンゲンは新たに週給7万ポンド(約900万円)の2年契約を求めているが、トッテナム側に応じる姿勢がない模様。トッテナム退団が決まれば、イタリアスペインを望み、現時点で古巣アヤックスのほか、ローマインテルも動向を注視しているようだ。

なお、プレミアリーグは先日、再開に至っても7月以降も今季が続く状況を鑑みて、契約失効を予定する選手の処遇として、シーズン終了までの短期延長を認めることで合意。6月23日までに選手側を含む双方の合意が必須となる。

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