原口元気が再開初戦でドリブル弾 自身の公式インスタグラムでゴールパフォーマンス写真を公開

 ドイツ2部ハノーファーに所属する日本代表MF原口元気が、現地時間23日に行われたブンデスリーガ2部第27節のオスナブリュック戦で今季5点目を決めた。再開初戦となる予定だった先週17日のディナモ・ドレスデン戦は、相手選手に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たため延期。オスナブリュック戦が再開初戦になった原口は、いきなり“らしい”ドリブル弾を決めた。

 まず、原口は後半30分に魅せた。1-2と1点を追うなか、ペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。同点弾を演出すると、さらに1点を追加した後の同40分に“キレキレ”なドリブルを披露する。左から中央へ切り込み、DF2人をかわして右足で強烈な弾丸シュートを決めた。

 今季5点目を挙げた原口は、自身の公式インスタグラムでこの一戦を振り返った。背番号10を引っ張り上げるようなゴールパフォーマンスの写真を添えて思いを綴っている。

ブンデスリーガ再開しました。少しでもいいニュースが届けれるように頑張ります。どんな形でもサッカーできるのは最高ですね」

 これに、ニューカッスルのFW武藤嘉紀は「Super」とコメント。浦和レッズのDF槙野智章も「素晴らしい」と祝福した。リーグ再開後の日本人“一発目”にあたる原口のゴール。コメント欄にはファンからも「昨日は本当に素晴らしい15分間だった」「キレキレのドリブルゴール、おめでとう」「目の覚める原口選手らしいゴール」と、絶賛の声が相次いだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい自粛生活が強いられるなど、スポーツも制限されたなか、原口のゴールはドイツから日本に届いた嬉しいニュースとなった。(Football ZONE web編集部)

ハノーファーFW原口元気【写真:Getty Images】