プロレスラーの木村花さんが亡くなった件を受け、芸能人に寄せられるネット上の誹謗中傷が物議をかもしています。

木村さんは生前、ネット上で不特定多数から誹謗中傷を受けており、亡くなる直前には「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」などの投稿を残していました。

木村さんだけでなく、芸能人はよくも悪くも影響力が大きく、誹謗中傷を受けやすい立場でもあります。

中には、芸能人がネット上の誹謗中傷を止めるよう意見すると「誹謗中傷されるのは、有名人税」「嫌であれば、SNSの利用を止めればいい」などと批判する動きも。

そうした自分勝手な考えについて物申したのが、ねんまつたろう(@KITASAN1231)さん。Twitterに投稿した漫画が反響を呼んでいます。

顔や個人名が隠れるネット上は匿名性が高いといわれてきました。しかし、それは昔のイメージ。

誹謗中傷された側がその気になれば、相手の実名も開示され、裁判も起こせます。

「どうせバレない」「みんなやっている」と自らの行動を軽んじた結果、取り返しのつかない事態になるでしょう。

【ネットの声】

・「小さいやつ」とかそんなイメージを持たせて悪事を正当化しようとする人がいる。

・誹謗中傷を正当化しようとしているのって、腹立つよね。

・暴力はいけないけど、いっていることは間違っていない。

SNSは誰もが自分の意見や考えを自由に発信できる場所です。しかし、だからといって相手を傷付けることを目的とした誹謗中傷が許される場所ではありません。

誰だって、悪意を向けられたら不安になり恐怖し、傷付きます。それを誹謗中傷する側が「気にしたら負け」「気にするほうが悪い」とひと言で片付けるのは、あまりにも自分本位な意見ではないでしょうか。

もしも自分の行いを正当化し、誹謗中傷への批判に意見する人がいれば、今一度考えてほしいものです。「SNSに向いていないのは、どちらなのか」と。

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[文・構成/grape編集部]

出典
@KITASAN1231