中国メディア・東方網は24日、日本人があまり清潔ではなさそう、食べると体調を崩しそうだと思う中国の食べ物を4種類紹介する記事を掲載した。

 1つめに紹介したのは、屋台や夜の食堂で必ずと言っていいほど見かける串焼きだ。記事は、夏になると長い鉄の串に肉を刺した串焼きを頬張りビールで流し込む機会が増え、串焼きは夏のパーティーには欠かせない食べ物であると紹介。一方で、食べ物が傷みやすい夏によく供される串焼きは必ずしも衛生面で安心できるわけではなく、特に、清潔さを重視する日本人は中国の串焼きを見ると「あまりきれいではない」と感じると伝えた。

 2つめは、真っ黒な見た目に独特のにおいを放つ厚揚げ風の食べ物、臭豆腐である。においが気にならない人にとっては非常においしく病みつきになる食べ物である反面、そのにおいを全く受け付けない人は、見た目とにおいからなんとなく「汚らしい」というイメージを抱いてしまうのだとしている。

 3つめは、中国風揚げパンとして知られ、特に中国北部では朝に豆乳に浸して食べるのが一般的な油条だ。揚げパンは日本人も大好きであり、味覚的には何のクセもない食べやすいものだが、記事は揚げ油を何度も繰り返し使用するケースが多く、黒く変色したような油で揚がった油条を見た日本人はお腹を壊すのではないか、あるいはがんになりやすいのではないかと心配するのだと紹介している。

 そして最後に挙げたのは、激辛のマーラータン。記事は「マーラータンは食べた後にお腹を下す人が結構いる。下痢止め薬を加えて問題になった店もあるほどだ」としたうえで、日本人の間でも「腹を壊す料理」として知られていると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本人が「体に悪そう」と思う中国の料理=中国メディア