アイドルグループの『関ジャニ∞』が、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネルで歌唱動画を公開。
社会貢献・支援活動を行う『Johnny’s Smile Up ! Project』の一環として、多くの人を歌で励ましました。
その中で、メンバーの安田章大さんは自身が2017年2月に患った、脳腫瘍の1つである『髄膜腫(ずいまくしゅ)』の後遺症について明かし、日々の葛藤を明かしました。
安田章大「全然強くなれない自分がいる」
動画では、メンバー5人でスポーツ番組『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)の2014年のテーマソングとなった『オモイダマ』を熱唱。
歌唱前に、安田さんはこのようにコメントを残しました。
Johnny's official ーより引用関ジャニ∞のファンのみなさんが僕に教えてくれた言葉なんですけど、弱っている時は強がらなくていいよって、しんどい時はしんどくていいよって教えてくれたんです。
だから今はみなさんもしんどい時はしんどいでいいと思います。
だってしんどいですもんね。
まあそれはちゃんとつらいはつらいで受け止めて、つらいをしっかり感じたのちにまた新しく明るい未来に向かって一歩、半歩でもいいですからゆっくり歩んでもらえたらなと思います。
また、メンバーから歌唱動画の前後に、1人でメッセージを発信する機会を貰ったという安田さん。
歌唱後には、頭の手術跡を見せながら病気の後遺症について明かしました。
Johnny's official ーより引用今もその後遺症が正直残っているんですよね。
日々葛藤しています。
全然強くなれない自分がいるし、けど仕方がないことなんでね。
このメガネもそうで、この色付きのメガネをつけないとステージとかテレビには、日常生活も無理なんで。
けど、それでも芸能界に身を置こうと思えたのは、やっぱりすごく大切な仲間と、大切なスタッフさんとか、大切な応援してくださってるファンのみなさんとかもういっぱいです。いろんな人たちが支えてくれているからです。
だから覚悟を持って今、僕は皆さんの目の前に立っています。
こうやって関ジャニ∞から生きる力を受け取ってもらいたいなと思って届けています。
テレビ番組に出演する際や、コンサートでも色付きのメガネが手放せず、日常生活もままならないと吐露した安田さん。
それでも、さまざまな人の支えがあって、活動を続けられているといいます。
最後は前向きなメッセージで動画を締めくくりました。
Johnny's official ーより引用関ジャニ∞もみんなで必死に闘っています。
みなさんもなんとかしんどい思いをしていると思いますが、生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか。
一緒にこの先も旅をしませんか。
頑張りましょう。
頑張るというか楽しんでいきましょう、笑っていきましょう。
小さな幸せを見つけて歩みましょう。
動画には、同じく病気で闘っている人からもコメントが寄せられていました。
・長年病気と闘っています。「生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか」という言葉にとても励まされました。
・しんどい時は、しんどいでいいのかと気付かされました。ありがとうございます。
・医療従事者です。毎日つらいですが、『オモイダマ』で元気付けられました。
・私も髄膜腫の後遺症に葛藤しています。病気を受け入れられない時もあるけど、安田君に生きる力をもらいました。
安田さんの言葉に、病気と闘っている人だけでなく多くの人が励まし、勇気づけられたようです。
[文・構成/grape編集部]
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