俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』（NHK総合／月曜～土曜8時ほか）より、佐藤久志を演じる山崎育三郎よりコメントが到着。自身の思いを語った。
【写真】『エール』山崎育三郎が熱演する佐藤久志
山崎が演じる佐藤久志は、主人公・古山裕一（窪田）の幼なじみ。女性にウィンクをするようなキザな役どころだが、同じ幼なじみの村野鉄男（中村蒼）と共に“福島三羽ガラス”として視聴者の人気を集めている。
“朝ドラ”出演後の反響について「祖母がとても喜んでくれました。『いつか朝ドラに出てね』と言われていて、『僕はミュージカルがメインだから、出られないよ』って答えていたので、放送が始まって家で毎朝見られるのが楽しみと言ってくれたのは、嬉しかったです」と喜びを語る山崎。
役柄については「歌をうたい、ピアノを弾き、周りからプリンスと呼ばれ、ちょっとキザなことを言う。皆さんが思い描くミュージカル俳優としての山崎育三郎に近いかもしれませんね」と前置きし、続けて「僕も美しいものにひかれるというのは、久志と同じですが、本当の僕は男4人兄弟で育って、野球をやってという男っぽい世界で生きてきたので、『昭和元禄落語心中』で演じた助六の方が近い気もしますね」と、自身とのギャップを明かした。
また、再会を果たした福島三羽ガラスの関係性については「久志は優しく裕一や鉄男の話を聞いて、相談にのってと、一見支えているように見えますが、実は久志の方が2人に助けられていると思っています。自分にない才能を持っている2人を尊敬しているとともに、何でも言い合えて、本来の久志を解放できる唯一の場所なんだと思います。僕にも、地元に“山崎軍団”（笑）という小学校からの幼なじみがいて、かけがえ のない絆があるので、久志の気持ちがわかります」と共感するポインについても語った。
最後に、視聴者に向けて「今だからこそ、『エール』というタイトル通り、全国の皆さんに寄り添い、身近にある音楽が力となり、希望になり、多くの方を励ます作品にしたいと思っています」とメッセージを寄せた山崎。今後の『エール』では、彼が演じる久志の幼少期のエピソードも描かれるようだ。
NHK連続テレビ小説『エール』はNHK総合にて毎週月～土曜8時ほか放送。
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