次世代型動画テクノロジー「TIG」(ティグ)を開発・提供するパロニム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小林 道生、以下 パロニム)は、韓国における三大百貨店であるHYUNDAI Departmentと年間契約を締結したことをお知らせいたします。
 パロニムとHYUNDAI Departmentは、HYUNDAI Department EC MALLの購買促進を目的として、2019年11月から3ヶ月間の実証実験を実施し、検証結果から本契約が決定、2020年5月18日から1年間の契約締結という運びになりました。海外展開は5か国目となりますが、海外における大手企業クライアントとしては初の年間契約となります。また、25日より同MALLに出店する人気帽子ブランド「ヘレンカミンスキー」のPR動画が配信され、韓国側でも「韓国で初めて導入された動画コマース」として60以上のメディアで取り上げられる予定であり、大きな注目を集めております。

  • 検証結果と年間契約への意向
 今回、HYUNDAI Department公式サイトのトップページにおけるバナー掲載・TIG動画の直埋め込み、ならびに公式SNSにて、毎月1本ずつ、新作のTIG動画を公開し検証を行ったところ、視聴完了率40%、タップ率455%、(商品)ストック率60%と高数値を記録いたしました。さらに、通常動画の掲載時と比べ、売上高も30%程度上昇したため、売上へダイレクトアプローチできる動画コマースとしてTIG動画が有効であることが判断されました。また、HYUNDAI Department側がメインターゲットに設定している若年層25歳~30歳女性におけるInstagram広告での動画再生率は98%と驚異的な数字を生み出し、TIG動画への興味関心の高さも伺える結果にもなっております。
「情報飽和時代において、顧客は動画コマースでの新たな利便性とスマートさを求めており、TIGを長期継続活用することで、顧客側が求める新しい体験価値を習慣化し提供し続けることができる」
また、「動画をTIG編集する作業も、迷うことなく短時間で精度の高いものが(TIG管理画面より)作成できることも付加価値だった」とHYUNDAI Department担当者は回答しています。
  • モバイルでのECサイト利用率向上
 HYUNDAI Departmentの公式ECサイトでのモバイル利用率は約70%ですが、TIG動画を公開しているタイミングでは80%と10%の上昇が見られました。顧客の多くがモバイルでTIG動画を閲覧後、そのまま、ECサイトでのショッピングを楽しんでいることが結果として表れており、今後はモバイルでの閲覧に適した縦型の動画での配信も実施し、顧客がより利にモバイルでのショッピングを楽しめるような施策が用意されています。
  • TIG動画により顧客体験の価値向上
TIGはマーケットを問わず、クライアント側のニーズに合わせ、購買促進や理解促進、集客促進等、様々なジャンルでの多様な活用事例にて高い効果を提供しており、サービスインから2年経過した現在、1000本以上のコンテンツへ導入されています。動画内の気になる対象物をタップするだけで、ただ見るだけの動画から、動画⇔動画内の情報をシームレスに繋ぐ便利で新しい購入(等)体験へと変化します。HYUNDAI Departmentでは今後、TIG動画視聴からどのような行動に繋がったか、という粒度の高い分析により更なる長期改善を目指し、また時期を見てパロニムが提供するTIG Magazine、TIG Liveなどのメニューも追加導入していく予定です。
  • TIGについて
パロニムが開発・提供する「TIG」は、動画の中の気になる対象物(情報)を、スマートフォンなどの画面上からタップするだけで情報入手(ストック)できる次世代動画テクノロジーです。ストックした対象物のアイコンには複数のリンク先を設定することもでき、視聴者は対象物の購入サイトやオフィシャルページ、最も近い店舗へのナビなど、様々な関連情報からネクストアクションを選べる機能も備えています。動画の世界観やストーリー性を極力損なうことなく、手軽に動画から情報をクリップできるデザインや設計から、テレビ局や通信キャリア、ハイエンドブランドや自治体、海外5か国も含め、様々なケースで導入を頂いています。
今後は、ユーザーが簡単にTIG配信できるコンシューマモデルや、LIVEストリーミング上でも簡単にTIG配信できる新たなラインアップも次々とリリースしてまいります。https://www.paronym.jp/usecase/
  • パロニム株式会社について

[代表者]   代表取締役 小林 道生
[設立年]   2016年11月
資本金]   393,846,409円(資本準備金含む)
[所在地]   東京都港区三田1-1-15 三田ソネットビル6F
[事業内容] 
・動画市場における新しい技術の開発及び提供
・動画配信事業
・映像等の企画及び制作事業 等
[URL]   https://www.paronym.jp/

配信元企業:パロニム株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ