俳優の植田圭輔が主演を務める河崎実監督の最新作『三大怪獣グルメ』より、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期されていた公開日が6月6日に決定したことが発表された。併せて、河崎監督からコメントが到着した。

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 制作サイドは、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う各行政機関の発表、及び感染拡大の予防対策のためご来場されるお客様の安全と健康を第一に考え、公開を延期しておりましたが、このたび新たな公開日が6月6日(土)に決定しましたので、ご案内させていただきます」と発表した。

 続けて「劇場、観客の皆さま、関係者一同、感染拡大の予防対策をとりながら、バカ映画の巨匠・河崎実監督が43年間構想したどうかしているこの衝撃作を、大きなスクリーン、良質な音、その空間を誰かと共有できる映画館で楽しんでもらい、笑顔になってもらいたいと思っております」とコメント。

 河崎監督は、「人類最大の、未曾有の危機の時に映画どころではないとお思いでしょうが、我々は映画を作ることしかできません。そして、皆様に映画館で見ていただくのが『映画』です。いま、映画の危機だからこそ、映画館で映画を見ていただきたいと思います。それも現実を忘れるようなとびきりバカな映画を。負けるわけにはいきません! コロナのやつを笑いでぶっ飛ばします!」と語った。

 本作は、国立競技場ドンブリにして巨大海鮮怪獣を海鮮丼にしてしまう特撮怪獣映画。『いかレスラー』『地球防衛未亡人』などバカ映画一直線の日本映画界の異端児・河崎監督の43年間にわたる構想を経て製作された。キャストには植田のほか、吉田綾乃クリスティー乃木坂46)、安里勇哉、横井翔二郎、木之元亮が顔をそろえる。

 映画『三大怪獣グルメ』は、6月6日より全国順次公開。

映画『三大怪獣グルメ』チラシビジュアル (C)「三大怪獣グルメ」製作委員会