ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは重症ではないようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在セリエA新型コロナウイルスの影響で中断中。各クラブは6月の再開に向け、徐々に休止中のトレーニングを再開し始めており、ミランもスタッフ・選手に実施した検査が全員陰性だったことから練習を再開している。だが、これに参加したイブラヒモヴィッチはアキレス腱のあたりに痛みを感じ、検査を受けていた。同クラブは検査結果次第では今シーズンの離脱もあり得ると考えていたようだが、検査の結果アキレス腱に問題はなかったようだ。

 同紙によると、イブラヒモヴィッチは右ふくらはぎの筋肉を損傷しただけで、アキレス腱は何も異常がなかったようだ。また、10日間ほど様子を見るという。同選手とクラブとの契約は今年6月まで。1年のオプションが付帯しているが、クラブは重傷を回避したことで安堵のため息をついている。

重傷を回避したイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images