人間が住みつかない場所には2タイプある。一つは人間が住むには適していない場所である。例えば高温多湿な熱帯雨林の中やすべてが凍り付くほどの寒冷地帯である。
そしてもう一つは不気味な気配が絶えず漂う放棄された場所だ。たとえ霊的存在を信じていなくても、背筋が寒くなったり、見えざる者の気配を感じたりと、本能的なやばさを感じ取ってしまうのである。
ここにあげるのは、放棄された場所にあった不気味極まりないものである。
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10. トレーラーから見つかった燃えた人形
人型をしているだけにその不気味さは突出している。火災にあったトレーラーの中で発見された人形は、すぐにこの場から逃げたくなってしまうほどの怖さがある。
このトレーラーと人形の情報は残念ながら少ない。このトレーラーが現在誰かの手にわたっているのかどうかも不明だ。
9. 砲弾の後が残る家
アメリカ・インディアナ州ゴーシェンにあるこの家は放棄されていたわけではないが、ディフォレスト夫妻がこの家に引っ越してきた際に前の住人のとある置き土産を発見した。彼らが発見したのは不発弾だったのだ。
この砲弾の元の持ち主は不明だという。ディフォレスト夫妻は砲弾を発見したあと、元軍人の友人の助言のもと爆弾処理班を呼んだそうだ。
8. 車いすと奇妙なグラフィティーが目立つ精神病院
放棄された精神病院というだけで不気味さは際立っている。イタリアのパラマにある精神病院はその中でも際立った存在だ。
当初車いすが放棄されたこの病院はそれだけでも気味の悪さがあったが、そこに芸術家であるハーバート・バグリオンの手が加わることで、また別の不気味さが生まれたようだ。彼が描いたスレンダーマンのような黒い影は車いすが放棄された廃病院の中をうごめいているようだ。
7. 放棄された小屋の壁に描かれた絵画
放棄された小屋にある絵画。風景が描かれているのだが、その背景と相まって不気味な様相を見せている。この小屋には皿、椅子など数々の物品が残されているのである。
6. 家の下から発見された頭蓋骨の数々
ヘレン・ウェイゼンセルという女性は、新居の床下から子供の頭蓋骨を発見した。さらにその後無数の人骨を発見することとなる。
なんと新居を建てたその場所は170年前に作られた古い墓地だったのだ。彼女は心霊現象を体験するような事はなかったそうだが、それでも身の毛もよだつ話である。
5. 精神病院の有刺鉄線
ニューヨークにある放棄された精神病院には、有刺鉄線が部屋全体に張り巡らされてるという。何故有刺鉄線が必要だったのだろうか?有刺鉄線の中に閉じ込めておきたいものがあったのだろうか?
4. 立ち入り禁止となった家にあったミイラ
ジョージ・ギロはスペイン、ロザスの海辺に家を購入した。ギロ氏によると前に暮らしていた住人が忽然と姿を消したという噂があったため、当時立ち入り禁止となっていた家を安価で購入することが出来たという。
しかしギロ氏が一歩家に足を踏み入れると、不気味な光景を目の当たりにすることになった。家のリビングにミイラとなった前の住人が座っていたのである。
この写真はその住人の写真ではないが、この写真と非常によく似た状態で発見されたに違いない。幸いにも前の住人のミイラは潮風のおかげで腐敗しておらず、非常にきれいなミイラになっていたという。しかしながら彼女がどれだけの期間ミイラ化していたのかは謎である。
3. サラエヴォに残されたオリンピック用のスキージャンプ台
ユーゴスラヴィアのサラエヴォは1984年の冬季オリンピックが開催された場所であるが、ほかのオリンピック同様、経済的には大きな損失を招く結果となった。
その後1992年から1995年に勃発したボスニア・ヘルツェゴビナ戦争によりユーゴスラビアは幾つもに引き裂かれる事となった。
オリンピックに使用された土地も軍隊の訓練施設へと変わり、残された建造物の多くは戦争の爪痕を残している。この写真に写っているスキージャンプ台もその一つであり、霧が立ち込める中にそびえるジャンプ台は気持ちの悪さが際立っている。
2. ニューオーリンズのシックスフラッグにある「クールゾーン」
アメリカ・ニューオーリンズのアミューズメントパーク、シックス・フラッグスは、ローラーコースターで有名な場所だったが、2005年のハリケーン「カトリーナ」によりその大部分が破損してしまった。
復旧費用の目途が立たず、土地を売ることが決定されたが、アミューズメントパークそのものは破損したままの状態で放置されている。
恐ろしい外観から、都市伝説を調査するミステリーハンターたちのホットスポットとなったこの場所は、その後警備が強化され、現在ではパトロールが巡回している。
関連記事:ハリケーンカトリーナの被害を受け、廃墟となった遊園地「シックス・フラッグス」
さらにシックス・フラッグスには、ピエロの頭部がゴロンと横たわっているという。
1. メキシコ、ソチミルコの人形島
メキシコのソチミルコ島には、人々を戦慄させる人形の島が存在する。この島には何百、何千という数の人形が木々に釘付けられたり、つるされたりしており、そのうちいくつかの人形は四肢を失っているという。
この島に乗り込んできた人間を常に冷たい視線でのぞき込む人形たちは、人間の潜在的な恐怖心を抉り出していくのだ
この島がこのような形に代わる切っ掛けとなったのは数十年前にこの島の管理を任されていたドン・ジュリアン・サンタナ・バレラという人物が最もたる要因だ。
ドン・ジュリアンは当時川でおぼれている少女を助ける事が出来なかったようで、そのことが彼を呪いにかけたのだという。
少女が死んでからすぐにドン・ジュリアンは川から少女人形が流れ着く現場を目撃したのだ。少女人形が死んだ女の子の乗り移ったものだと信じた彼は、人形を大切に飾る事にしたそうだ。しかしそれからほどなくしてドン・ジュリアンに異変が現れ始めた。
ドン・ジュリアンは気がおかしくなったかのごとく島に流れ着いた人形を島の至るところに飾り始めたのだ。時には釘付けにしたり、つるしたりと数の増えていった人形は現在の島を作り上げたのだ。
via:therichest/ translated by riki7119 / edited by parumo
http://karapaia.com/archives/52244315.html
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