2020年春アニメの放送延期や漫画誌の刊行延期と並び、新型コロナウイルス感染症の影響で多数のコスプレイベントが開催中止になってしまったことも、サブカルファンにとっては残念な出来事のひとつ。緊急事態宣言は解除されましたが、現時点ではまだ、6月以降もイベント再開のメドは立っておらず、コスプレイヤー&カメラマンにとっては、今後もしばらく悶々とした日々が続きそうです。

「Fate/Grand Order」のセイバーオルタに扮する天羽咲さん

そこで今回は、昨年5月に取材したコスプレイベントのなかから、特に印象深かった催しを振り返るプレイバック記事を作成。会場で見つけた美女レイヤーたちの写真と併せて、2回に分けてお届けします。現状のモヤモヤした気分を解消する一助になれば幸いです。

第1弾となるこちらの記事では、2019年5月に東京・池袋のサンシャインシティで開催された「Ultra acosta!(ウルトラ・アコスタ)」にクローズアップ!同イベントは、池袋東口エリアで定期的に実施しているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」の6周年&開催50回突破を記念して行われた催しで、会場には2日間にわたり、大勢のコスプレイヤー&カメラマンが集結。

屋外に設けられた撮影エリアに加え、さまざまなステージパフォーマンスが楽しめる「2次元アイドルフェスティバル」や、Nikon一眼レフカメラで撮影体験ができるフォトブース、さらにはメイクアップブランド「KATE」の特設ブースなども展開していて、いずれも大盛り上がりとなっていました。

参加レイヤーの衣装を見てみると、コスプレイベントではお馴染みの「Fate/Grand Order」をはじめ、「Re:ゼロから始める異世界生活」「転生したらスライムだった件」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」「ソードアート・オンライン」といったアニメ作品が人気で、これらのヒロインに扮した美女たちが勢ぞろい。各所に撮影のための長蛇の列ができていました。

また、これらの作品以外では、「美少女戦士セーラームーン」や「アイドルマスター」「賭ケグルイ」なども人気で、なかには「GIGANT」のパピコや「ジョジョの奇妙な冒険」の男装コスプレなど、こだわりの光る衣装で参加していたレイヤーもいました。

こちらの記事をご覧になられて、「自分でもコスプレをしてみたい!」と興味を持たれた方は、この機会に是非、“宅コス(イベントやスタジオに行かず、自宅でコスプレを楽しむこと)”に挑戦してみてはいかがでしょう。そうして、お気に入りのコスプレ写真をSNSに投稿しながら、イベントの再開を楽しみに待つ…という過ごし方もアリかもしれないですね。(WebNewtype・取材・文=ソムタム田井)

「Re:ゼロから始める異世界生活」のレムに扮する うぷらてさん