2020年のTVアニメ化が決定している熊之股鍵次さんの睡眠ファンタジーコメディ魔王城でおやすみ」より、熊之股さん描き下ろしのアニメ応援イラストが公開されました。主人公のスヤリス姫や、姫をさらった魔王タソガレ、あくましゅうどうしたちがアニメの台本を読んでいる姿が描かれています。

下野紘さんが演じる勇者アカツキ

さらに、勇者アカツキ、はりとげマジロ、でびあくまのキャラクタービジュアルが公開されました。勇者アカツキは下野紘さん、はりとげマジロは小山力也さんが演じます。演じるお二人からのコメントも到着しました。

■勇者アカツキ

さらわれたスヤリス姫を救うために立ち上がった勇者。熱血漢で真っ直ぐな、まさに勇者タイプ。ただ、姫からは「アなんとか君」と呼ばれ、ずっと名前や存在を覚えてもらえていない。

■はりとげマジロ

背中にたくさんのトゲを備えた魔獣族の魔物。下っ端兵士として魔王城で働いている。体長は2m。武闘派のように見えるが、頼まれると断れないタイプで、周囲のツッコミ役に回ることが多いため、友達も多い。

■でびあくま

スヤリス姫の身の回りのお世話をしている下級魔物。愛されボディで、ふわふわの体毛から良い綿がとれる。誘惑に弱く、流されやすい性格。魔王城にたくさん生息しており、仲間といることが多い。

【勇者アカツキ役・下野紘さんのコメント】

■本作の印象

一昔前であれば、魔王や魔物と言えば「絶体的な倒すべき悪」、そして、さらわれた姫を救う勇者と壮絶な戦いを繰り広げる……というのが当たり前でしたが、人間の三大欲求の一つ、睡眠には勝てないのだなと、あらためて感じる作品だと思いました。というか、姫、強すぎっ!!

■演じるキャラの印象と意気込み

自分で言うのもなんですが、勇者アカツキ……影、薄っ!!(笑) まぁ、基本的に姫が囚われてる(すすんで滞在?)魔王城が話のメインになっているので、仕方ないかなと思いつつも、いつかはせめて、姫に名前を覚えてもらえたらな……と思ってます。

【はりとげマジロ役・小山力也さんのコメント】

■本作の印象

「ね、大丈夫。心配しないで。僕がついています。安心して、ほうら、おやすみ。」こう言って御姫様を寝かせてあげる! なんて素敵、なんて素晴らしいんでしょう! どうか朝までぐっすりおやすみ。そう言える相手がいるなんて、これ以上の喜びはありません。そ、そうだよねえ! そのはずだよねえ! ねえ、そこのキミっ!

■演じるキャラの印象と意気込み

僕はね、実は若いんです! 身体ゴツいから、ほらね、手足も逞しいから、そんでもって闘っても強そうだから、結構いろいろ人生経験様々豊富で、いろいろ酸いも甘いも噛み分けて、いろいろ年の功かな、なあんて見えちゃうでしょ!? でもね、僕は若いのよ! まだまだキャピキャピなのよ! やったね!

イントロダクション

かつて、人と魔が交わり、共に存在した時代。魔王は人間の姫をさらい、自らの城に幽閉した──。囚われのスヤリス姫は、檻の中でつぶやく。

「…寝る以外…することがない」

牢をこっそり抜け出して、よりよい安眠を求め魔王城を…探索!? 自由気ままな人質姫が魔物たちを巻き込んで好き勝手!! 新感覚、睡眠ファンタジーコメディ!(WebNewtype)

TVアニメ「魔王城でおやすみ」原作の熊之股鍵次さんによる応援イラスト