アルゼンチン・スーペルリーガのアルセナルFCに所属するアルゼンチン人DFパブロ・アルバレスが、元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏との秘話を明かした。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
2008年に母国のエストゥディアンティスからカターニャへ移籍したアルバレスは、レアル・サラゴサなどへのレンタルもありながら、2014年までカターニャでプレー。一方のロナウジーニョ氏も、2008年から2011年までミランでプレーしていた。
両者は2010年4月11日のセリエAで対戦し、右サイドバックで先発出場したアルバレスは、左ウイングとして出場したロナウジーニョ氏とマッチアップすることになった。アルバレスは、激しいやり合いをした後、前半終了時にロナウジーニョ氏から声を掛けられたという。
「サン・シーロでカターニャとミランの試合の前半が終わったとき、僕たちがドレッシングルームに向かおうとしたら、彼が近づいてきた」
「彼は自分のシャツを脱ぎながら、『それを受け取ってくれアルバレス、お願いだからもう殴らないでくれ』と僕に言った。そして、彼は僕にシャツをくれたよ」
「ロナウジーニョを止めることは不可能だった。彼は宙に浮いているようで、非の打ちどころがないフットボール史上最高の選手の1人だ」
ちなみに、この試合は前半を終えた時点でカターニャが2-0とリードしていたが、後半にミランの元イタリア代表FWマルコ・ボッリエッロが2ゴールを決め、2-2の引き分けに終わっている。
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