フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、ブンデスリーガ再開に言及した。フランス『レキップ』が伝えている。

新型コロナウイルスパンデミックを乗り越え、今月16日におよそ2カ月ぶりの再開に漕ぎ着けたブンデスリーガ。欧州5大リーグでは最速の事例として世界中の関心を集めた。

多くの制限がありながらも、再開からここまで3試合を消化。ドルトムントシャルケによりうレヴィア・ダービーや、同じくドルトムントバイエルンデア・クラシカーは大きな盛り上がりを見せた。

しかし、デシャン監督は疑念を抱いている。無観客試合やソーシャルディスタンスを守ったところで、試合をすれば感染のリスクは変わらないとの見解を示した。

「私には非常に支離滅裂に見える。試合に出ている選手たちは接触と衝突を繰り返し、ベンチの選手はマスクをして2メートルの間隔を開けているが、正直理解できない

「結局彼らは同じ空間にいるんだ。出番の時には試合にも出るわけだしね。ベンチではリスクが高まっているんじゃないか? なんて矛盾だ。全く気に入らないね」

一方、リーグ・アンの打ち切りに関しては「賢明な判断だった」と称賛している。

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