イギリススカイ・スポーツ』で解説者を務めるギャリー・ネビル氏が6月19日からのプレミアリーグ再開を勧めている。

新型コロナウイルスの影響を受けて3月中旬から中断しているプレミアリーグ。現在では少人数に分けたグループトレーニングを解禁しており、6月中のリーグ再開を目指して前向きな協議が重ねられている。

だが、具体的な再開日程について意見が割れているようで、プレミアリーグは調整の余地を残しつつ12日からの再開を提案。一方、一部のクラブは選手のコンディションを懸念して、26日まで引き延ばすことを希望しているという。

そんな中、ご意見番のネビル氏が持論を展開。最も適切な再開日は6月19日であると主張している。

「選手たちが自主的に行ってきた自宅トレーニングに加えて2~3週間の調整時間が妥当だと思う。6月12日は早いが、19日より先に延ばす理由はない」

「私は選手のコンディションは心配していない。プレシーズンで6週間休んでいたとしても、練習に戻ってから10日以内にプレシーズンの試合に出場しているだろう」

「100%の状態ではないだろうが、今は不確実な状況だ。選手たちが万全の状態になることは期待しちゃいない。再びプレーできるようになるには、2~3週間が丁度良いと感じている」

「シーズンを通して、選手たちのオーバーワークや試合の多さが指摘されてきた。8週間の休養を取った選手が6週間のトレーニングで体力を戻すというような状況は避けたい。それは適切ではないね」

「もしハリー・ケインがユーロの2週間前に復帰する予定だったとしたら、『もう準備はできている』と言っていただろう。この状況との違いが分からない」

「これがメジャーなカップ戦やリーグ戦であった場合、主力が8週間休んでいて10日間しかトレーニングをしていなかったとしても、その選手は起用されるだろう。再開日延長の必要性を感じないね」

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