ロコモティフ・モスクワレンタル中のポルトガル代表MFジョアンマリオ(27)が、所属元のインテルへ戻ることが濃厚となった。ロシア『スポルト・エクスプレス』が報じている。

スポルティング・リスボンでプロデビューしたジョアンマリオは、ポルトガル代表の一員としてユーロ制覇に貢献した2016年の夏にインテルへ加入。背番号「10」が割り当てられるなど、大きな期待を受けての加入だったが期待に応えることができず、2017-18シーズンはウェストハムにレンタル移籍。

翌シーズンからインテルに復帰したが、公式戦22試合1得点3アシストにとどまり、アントニオ・コンテ新体制を発足した今シーズンのセリエA開幕戦もベンチ外に。出場機会を求めて昨年8月にロシアへ活躍の場を移したが、今季はここまで公式戦15試合に出場し1ゴール3アシストを記録していた。

契約には移籍金1800万ユーロ(約21億4000万円)の買い取りオプションが付いていたが、今回の報道によれば、ロコモティフはすでにインテルへ買い取りオプションを行使しないことを伝えたという。

また、イタリアの移籍市場に精通するニコロ・シラ氏によると、ジョアンマリオには古巣スポルティングやマルセイユ、ベティスが今夏に関心を示している模様。なお、インテルとの契約は2022年までとなっている。

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