公式SNSに妻アンナ・オルティスさんとの大阪での“思い出”写真を投稿

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今季Jリーグで3シーズン目を迎えている。新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦は中断しているものの、自身の公式SNSを通じて積極的な発信を行っている。そうしたなか28日、公式インスタグラムに日本語で「思い出」と綴り1枚の写真を投稿。大阪の観光名所である道頓堀で、妻のアンナ・オルティスさんと撮影した仲睦まじい2ショットが反響を呼んでいる。

 イニエスタバルセロナの育成組織“ラ・マシア”出身で、2002-03シーズンにトップデビュー。盟友MFシャビ・エルナンデスらと魅惑の中盤を形成し、バルセロナ黄金期の一員としてリーガ・エスパニョーラ優勝9回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇4回など数々のタイトル獲得に貢献した。18年夏に惜しまれながらバルサを退団し、神戸に加入。絶対的な存在として昨季はJリーグベストイレブンに選出される活躍を見せ、天皇杯ではクラブ史上初タイトルとなる優勝へと導いている。

 来日3年目となる今季は、2月に行われた横浜FCとの開幕戦(1-1)後に新型コロナウイルスの感染が拡大し、リーグは中断。神戸も感染者が出るなど大きな影響を受けたが状況は回復しつつあり、25日からは練習を再開した。イニエスタも公式インスタグラムで、芝の上でプレーできる喜びを綴っていたが、この日は日本語で「思い出」と記し、1枚の写真を公開した。

 大阪の観光名所である道頓堀を訪れた際に撮影されたもので、橋の上で妻のアンナ・オルティスさんと手をつないだ仲睦まじい2ショットとなっている。この投稿には同じ“ラ・マシア”出身で、バルセロナスペイン代表で長年にわたって共闘した名DFカルレス・プジョル氏が拍手の絵文字で反応。海外ファンも「マエストロ」「とても美しいカップル」「ナイス」「天才おめでとう! 彼らはとても幸せそうに見える」といったコメントを寄せたほか、日本人ファンからは「来てくれてありがとう」と感謝を示す声が寄せられていた。

 7月4日が有力と伝えられるJリーグ再開のタイミングだが、自宅待機中もトレーニングを欠かさず積極的な発信を続けてきたイニエスタ。世界的名手の華麗なプレーを、多くのファンが心待ちにしているはずだ。(Football ZONE web編集部)

ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ【写真:高橋学】