ザルツブルク時代のヘッドコーチと南野のやりとりに注目「“良い友達”と一緒に働けているようだ」

 日本代表MF南野拓実は今年1月にリバプールへと移籍した。トッププレーヤーがひしめくビッグクラブで厳しいポジション争いに参加しているが、英メディアはザルツブルク時代のヘッドコーチの“近況報告”に注目し、「南野には友達ができたと語っている」と取り上げている。

 2015年にセレッソ大阪からザルツブルグに移籍した南野は、6年半にわたり主力としてプレー。昨年10月2日UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のリバプール戦(3-4)では豪快なボレー弾を叩き込み、1ゴール1アシストとインパクトを残した。

 アンフィールドでの活躍もあり、今年1月にリバプール挑戦を勝ち取った南野だが、公式戦7試合出場でノーゴールノーアシストと結果を残せていない。さらに、新型コロナウイルスの影響でリーグは中断し、プレミアリーグに適応するうえで難しい時期を過ごしている。

 そんななか、英紙「デイリー・ミラー」は今季約半年間ザルツブルクで指導にあたったジョゼマーシュ・ヘッドコーチと南野の関係に脚光を当てており、「日本代表の南野と今でもテキストメッセージで連絡を取り合っている」と伝えている。

 記事では「どうやら南野はリバプールで幸せを感じており、“良い友達”と一緒に働けているようだ」と取り上げており、「マーシュは南野をあまりにも安く売却しすぎて間違えたと考えていたが、今となってはそうではなく、南野は幸せで、南野には友達ができたと報告している」と説明している。

 英語の習得に苦戦していると取り沙汰されていた南野だが、かつてザルツブルクに在籍していたセネガル代表FWサディオ・マネギニア代表MFナビ・ケイタのサポートに感謝の弁を述べるなど、チームメートとの関係は良好のようだ。(Football ZONE web編集部)

ザルツブルク時代の南野拓実【写真:Getty Images】