【トピックス】
■ 不安定感を埋めようと、依存行為に走る傾向
■ 依存症を理解することが、回復の出発点に

株式会社主婦の友社は、2020年5月22日に『よくわかる依存症 ゲーム、ネット、ギャンブル、薬物、アルコール』https://www.amazon.co.jp/dp/4074431637/ を出版いたしました。


  • 依存症はだれもが発症する可能性がある
依存症は社会を映す鏡です。「依存症なんて関係ないよ」と思っている人こそ気をつけて! 依存症は自覚をすることが難しいうえ、だれもが発症する可能性がある病気なのです。

「さみしさ」「空虚感」「自信のなさ」などの不安定感を埋めようとして依存行為に走る人が多いといわれます。コロナ禍のストレス過多も、不安定感の要因になりそうです。 たとえば、アルコール依存症

全米で約1万3000人が回答したある調査では、在宅勤務中に1~2杯の飲酒経験があると答えた人は41%強に及びました(「ニューズウイーク日本版」2020年5月5日/12日号)。
リモートワークが続く中、つい気が緩んで、昼間から飲酒したことがある人。ほどほどに、のうちはよいのですが、だんだん飲酒量が増えて、朝から飲む、数時間おきに飲むといった連続飲酒に陥っていくと要注意。

飲む時間と飲む量をコントロールできなくなるのがアルコール依存症です
  • あなたはアルコール人間何タイプ?
頭ではわかっているけど、どうしてもやめられない、それが依存症です。そうなってしまう前に、早期の対処が回復の鍵。アルコール人間タイプを調べるリストでチェックしてみましょう。
  • 軽症のうちにとる対策や、家族がすべき対応も
近年、急速に増えてきたのが、インターネット・ゲーム依存症。その対策として、18歳未満のネットやゲームの利用時間を制限する条例が、香川県で4月から施行されました。このような動きは今後も広がっていくと予想されます。
2016年のカジノ法案成立によりカジノが合法化されたことによって、ギャンブル依存症やその予備軍、グレーゾーンの人の増加も懸念されています

自粛中に家族との関わりが増え、距離が近すぎるためのストレスから、家庭内暴力も増えています。じつはDVも、人間関係への依存の一種です。

他の病気と同じように、依存症も、早期発見・早期対策が有効です。もしかして依存症?と不安な本人やその家族の方は、軽症のうちにとる対策や、家族がすべきことがわかる本書を参考にしてください。


本書は、2016年刊行の『よくわかる依存症』に新規の内容を加えて再編集したものです。
  • 【著者プロフィール】
榎本 稔(エノモト ミノル

榎本クリニック名誉理事長。医学博士(社会精神医学専攻)。東京大学教養学部理科二類修了。東京医科歯科大学医学部卒業。成増厚生病院副院長、山梨大学保健管理センター助教授東京工業大学保健管理センター教授を経て、1992年榎本クリニック設立。依存症に関連する著書多数。
  • 【書誌情報】

よくわかる依存症  ゲーム、ネット、ギャンブル、薬物、アルコール
榎本稔 著
B20・128ページ
本体1500円+税
https://www.amazon.co.jp/dp/4074431637/




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