リヨンクリスタル・パレスに所属する元フランス代表DFママドゥ・サコー(30)の獲得に動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

今シーズンのリーグ・アンを7位で終えたリヨンは、クープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝、チャンピオンリーグ(CL)の戦いを残しているものの、捲土重来を目指す新シーズンに向けて動き出している。

今夏の移籍市場においてはビッグクラブがこぞって狙う前線の若手タレントの慰留、後釜探しが重要なポイントになる一方、センターバックの補強が優先事項となっている。

ここまではヴェローナのアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(20)、スパルタク・モスクワフランス人DFサミュエル・ジゴ(26)への関心が伝えられていたが、新たな候補としてサコーの名前が浮上しているようだ。

パリ・サンジェルマンリバプールと国内外の名門でプレーしてきたサコーは、2017年冬からパレスに在籍。負傷による離脱期間を除いてはほぼ主力として起用されている。

ただ、2021年夏までとなっている現行契約の延長交渉は進んでおらず、今夏のタイミングで売りに出される可能性は十分にあるという。

パレスリバプールから完全移籍で買い取る際、2800万ユーロ(約33億4000万円)を支払っているが、リヨンは現時点での移籍金は1000万ユーロ(約11億9000万円)以下と見積もっているようだ。

そのため、サコー獲得に移籍金のハードルは低いようだが、ネックは同選手の高額なサラリーだという。『レキップ』は具体的な金額について言及していないが、リヨン移籍に向けては選手サイドがサラリーダウンを受け入れる必要があると主張している。

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