自宅で食事をする機会が増えた昨今、調理の手間をかけずに食べられるインスタント食品はとても便利ですよね。しかし、気になるのは栄養素バランス。

【コストコ】調理したくない時に超便利な「冷凍食品」5品!お弁当のおかずにも♪

今回は、ひと手間プラスするだけで、栄養素バランスを改善する方法をご紹介いたします。インスタント食品ごとに、プラスしたいおすすめの食品と栄養素を解説していきます。

1.レトルトカレー

老若男女から愛される定番インスタント食品、レトルトカレー。

美味しいけれど、それだけでは体を作る材料となるたんぱく質が不足しがちなのが心配です。そんな時に活用したいのが、サバ缶です。缶から出してカレーに入れるだけで、簡単にたんぱく質を補うことができます。

さらに、サバ缶には血栓をつくりにくくする作用のあるEPA、認知症予防や脳の発達に関わるDHAも豊富に含まれており、カレーにプラスするだけでたんぱく質の補給だけでなく、脳神経や血管の健康維持に繋がります。

2.インスタント麺

根強い人気のインスタント食品の一つ、インスタント麺。ラーメンややきそばなど色々な種類がありますが、どれも糖質や脂質が多く、栄養素が偏りやすい食品だと言えます。

インスタント麺を食べる時は、茹で卵サラダチキン、豆腐、納豆、ツナ缶などいわゆる”おかず”となるようなものをトッピングすることでたんぱく質を補給することができます。

また、カット野菜を加えるだけで、整腸作用や糖・脂肪の吸収を抑える作用のある食物繊維を手軽に摂ることができるので、おすすめです。

3.冷凍ピラフ

子供にも人気の冷凍ピラフ。冷凍シーフードミックスを加えれば、不足しやすいたんぱく質を補うことができます。さらに、シーフードミックスをプラスすることで具だくさんになりボリュームが出るため、食べ応えがアップして満足感も得られます。

ダイエット中の方なら、冷凍ピラフを少なめにしてシーフードミックスを多めに入れれば、ごはんの量を抑えることができます。

また、シーフードミックスを先に食べることで、たんぱく質により血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪の蓄積を抑えることができるため、ダイエットにアプローチできます。

インスタント味噌汁を栄養満点に!

4.粉末・フリーズドライ味噌汁

お椀に入れて、お湯を注ぐだけのインスタント味噌汁。そのまま飲んでも美味しいですが、ひと手間プラスすることでたんぱく質や食物繊維を補給でき、栄養価をアップすることができます。

おすすめしたいのは、高野豆腐です。「畑の肉」とも言われる大豆から作られる高野豆腐は、たんぱく質も食物繊維も同時に摂れるイチオシの食品です。

高野豆腐のほかには、たんぱく質を補うなら温泉卵や豆腐などを、食物繊維を補うなら冷凍野菜や乾燥ワカメなどをお好みで加えてみると良いでしょう。

冷凍野菜も種類が豊富ですし、組み合わせ次第でお味噌汁のバリエーションもひろがります。

便利ではあるけれど、たんぱく質や食物繊維などの栄養素が不足しやすいインスタント食品。今回ご紹介した方法を取り入れれば、簡単に栄養価をあげることができますよ。ぜひ実践してみてください。