豊川悦司・常盤貴子主演ドラマ「愛していると言ってくれ」(1995年、TBS)の「2020年特別版」が5月31日(日)から4週連続で全4回にわたり放送される(※一部地域を除く)。25年前に製作・放送され、今も語り継がれる名作の復活とあって、視聴者からは喜びの声が多数上がっている。

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■ 主題歌もダブルミリオン超の大ヒット

本作は、幼いころに聴覚を失った新進青年画家・榊晃次(豊川)と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続けている女優の卵・水野紘子(常盤)の、言葉を超えた純粋で繊細なラブストーリー。脚本は北川悦吏子が手掛けた。

懸命に手話を覚え、思いを伝えようとする紘子の熱い思いに、晃次の閉ざされた心は次第にほぐされていく。しかし、言葉が伝わらず誤解が生まれ、そして会えなくなる。恋する者にとって辛く厳しい障壁が立ちはだかる中、恋愛を通して、人間的にも、仕事の上でも成長していく2人の愛の過程が描かれる。

1995年7月7日9月22日までの金曜ドラマ枠で放送されたこのドラマ(全12話)は、平均視聴率21.3%、最終話で最高視聴率28.1%を記録。(※ビデオリサーチ調べ・関東地区) 

主題歌のDREAMS COME TRUELOVE LOVE LOVE」は約250万枚を売り上げる大ヒットとなったほか、劇中で登場する手話にもスポットが当たり、手話サークルへの入会者が爆発的に増えたきっかけを生んだとも言われている。

今回の放送にあたり、特別企画として豊川&常盤によるリモート対談も全4回にわたり放送。撮影時のエピソードや手話に関してなど25年前を振り返る。

■ 25年前の名作登場に「懐かしい!」「親子で見ます!」

「2020年特別版」の放送について、豊川は「25年前は携帯電話やメールで連絡を取ることができなかった時代で、今はあまり描かれなくなった『純愛』がテーマ。でも、2020年の若者にも何かを感じていただけると思っています」、常盤も「当時『手話って素敵だな!』と思ってくれた人たちがたくさんいたように、これを機にまた『手話』という美しい言語の魅力を感じてもらえたらいいなと思います」と作品への思いをコメントしている。

ドラマ史に残る名作の復活に、視聴者からは喜びと期待の声が続々。SNSでは「やったー!!大好きな作品!!」「小学生の時見てたっけ、懐かしくて涙出る…!」「トヨエツも常盤貴子さんも素敵…」「母も大好きです。親子で見ます!」など多くのコメントが寄せられている。(ザテレビジョン

新進青年画家・榊晃次(豊川)と女優の卵・水野紘子(常盤)のラブストーリーが甦る!