緊急事態宣言が解除され、ようやく感染者数が減る兆しが見えてきた新型コロナウイルス。各都道府県の人々が行楽シーズンゴールデンウイークでもしっかり外出を自粛し、感染防止につとめた努力が実を結んだ結果だと思います。

湘南の海に圏外ナンバーが集まった神奈川県は意外にも……

では実際、各都道府県の自宅滞在率はどのような数字だったのでしょうか?そこで今回ご紹介するのは、コミュニケーションアプリ「Zenly」が調査した各都道府県の「自宅滞在率」。こちらでは全国47都道府県の中から人口の多い上位9都市を対象に、ゴールデンウイーク期間の都道府県別「自宅滞在率ランキング」を調査しました。その結果がこちら。

関東でベスト5に入っているのは神奈川県だけです。

1位となったのは2月中旬ごろから感染が広まり、独自に緊急事態宣言を発令した北海道。一度は感染拡大が収まったものの4月中旬に第2波を経験したこともあり、外出自粛に対する危機感が全国の中でも高かったと考えられます。続いて多かったのは愛知県。こちらは4月7日に発令された緊急事態宣言の地域に含まれてはいませんでしたが、県内での感染者数が増加していることを受けて独自の緊急事態宣言を発令。つまり1位と2位はどちらも、自治体で独自に緊急事態宣言を発令した地域となっているのです。

その一方で3位となったのは神奈川県ゴールデンウイーク以前よりニュースなどで県外から湘南エリアに遊びに来た人が増えていることを報じられましたが、実際は首都圏の中でもっとも自宅滞在率が高い結果となりました。その一方で、東京の自宅滞在率は上位5 都市と約10%の差がつく67%。課題が残る結果となっています。

ニュージーランドの自宅滞在率は常時8割超えに

さらに同調査では日本だけではなく、世界の自宅滞在率についても調査。今回は日本と中国、アメリカフランスニュージーランドの5 か国について、2020 年3 月1 日から5 月17 日までの期間における自宅滞在率をもとに比較を行っています。日本はロックダウンと呼ばれる都市封鎖をすることなく収束を目指した経緯がありますが、果たして世界各国と比較すると自宅滞在率に違いはあったのでしょうか?結果は次の通りとなりました。

自宅滞在率と各国の感染率はどのくらいリンクしているのでしょうか……。

一番自宅滞在率が高かったのはニュージーランド。2月末に同国初の感染者が確認された時点で入国禁止国を拡大し、さらに3 月19 日には自国民や永住権保有者以外の国からも入国を禁止。スピーディーな決断により、感染拡大を抑えることに成功しました。逆に一番低かったのは中国ですが、もともと感染拡大のピークは1月から2月と他国と比較すると早め。そのため3月以降は外出自粛が緩和されており、この結果になったと考えられるのです。そして日本は全日平均74.42%と、5か国の平均は上回る数値に。ロックダウンをせずにこの自宅滞在率となったことは、日本人の自粛に対する意識はやはり高いのでしょうか。

合法的にゴロゴロできるステイホームも悪くない!?

しかし日本でも今後新型コロナウイルスの第二波が懸念されており、油断ができない状況です。第二波をできるだけ抑え込むためにも完全元通りの生活ではなく、外出自粛を意識した生活をしばらく続ける必要がありそう。まだまだがんばりましょう。

【調査概要】
調査主体:Zenly SAS

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