プレミアリーグの再開が決定 優勝決定後の南野に期待?「出番が与えられるだろう」

 日本代表MF南野拓実は今年1月にリバプールへと移籍した。トッププレーヤーがひしめくなかで激しいポジション争いに臨んでおり、いまだノーゴールノーアシストにとどまっているが、英メディアは「プレミア再開時に彼は借りを返すだろう」と“反撃”を予測している。

 南野はリバプールにとって冬の移籍市場の唯一の補強となったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、プレミアリーグは中断。早期の適応を目指すなかで思わぬ足踏みを強いられることになった。そのなかでついに、6月17日プレミアリーグの再開が決定した。

 南野は公式戦7試合でノーゴールノーアシストとまだ目に見える結果を残せていないが、英メディア「90min」は「リバプールは南野に忍耐を示している。プレミア再開時に彼は借りを返すだろう」と見出しを打ち、日本人アタッカーの“反撃”に注目している。

 記事では「(ユルゲン・)クロップ監督は選手の管理と才能の育成に関して最高の存在であり、南野に揺るぎない信頼を寄せているのは明らかだ」と指摘。リーグ戦がまもなく再開するなか、「この休息は南野にとって幸運がもたらされる可能性がある」と伝えている。

「シーズンが再開し、優勝が確定した後、期待を寄せるファンの重圧から一時解放されることになる。3トップの負担を減らすために若き南野に出番が与えられるだろう。クリスマスに南野がリバプールユニフォームに袖を通して写真撮影を行った際、なぜ我々をこれほどまでに興奮させたのか、その正しい理由を紐解いてみせるだろう」

 記事では、リフレッシュした南野の本領発揮に期待の言葉を寄せていた。(Football ZONE web編集部)

リバプールMF南野拓実の