緊急事態宣言が解除された後も続くマスク着用生活。

【写真25枚】マスクの洗い方を図解でしっかり見る

使い捨てマスクが手に入らなかった時期が長かったので、洗って繰り返し使える布マスクを使用する方も増えているのではないでしょうか。

シンプルなものから、個性的なデザインのものまで、さまざまなマスクが登場していますね。

そんな中、少しずつ外出する機会も増え、これから到来する梅雨や夏の高温多湿のシーズンには、しっかりマスクのお手入れをしておきたいところです。

そこで今回は、ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんが教える「布マスクを清潔に使い続けるためのお洗濯方法」、そして、洗い方に関する疑問への回答をご紹介します。

マスクを清潔に保つ洗い方とは

マスクは、洗って繰り返し使えるのがメリット

でも、清潔に使用するにはお洗濯が肝心です。汚れやニオイを取り除いて、繊維を傷めないためには、洗濯機ではなく「手洗い」がベストです。

他の洗濯物や他のマスクから、菌やウイルスが付着するのを防ぐため、1日1回、1枚ずつ、衣料用液体洗剤と塩素系漂白剤で洗います。

1枚ずつ手洗いとなると、ちょっと面倒に思ってしまいますが、ていねいに洗うことで汚れをしっかり落とし、「縮み・しわ・ヨレなどの型くずれ」や、「ゴムが伸びる」などの悩みも軽減できます。

さらに、洗い方を少し工夫すれば、女性に多い「口紅やファンデーションが落ちにくい」といった悩みも解決しやすくなるんです!

マスクの洗い方完全版

今まで何となく洗っていたけれど……。

同じ手洗いをするなら、マスクを清潔に、長持ちさせる洗い方をしませんか。
お洗濯マイスターマスクを上手に洗う方法を伝授します。

STEP1:おうちで洗えるマスクチェック

家庭でお洗濯できる布マスクは、綿素材のガーゼ生地など、布製の家庭用マスク、そして、パッケージに「家庭で洗える」と表示されているものです。

不織布の使い捨てマスクは洗えません。

また、ポリウレタン素材のマスクは、パッケージに「家庭で洗える」と明記してあれば洗えますが、塩素系漂白剤を使用すると黄色く変色したり、強度が低下する為、注意が必要です。

STEP2:布マスクのお洗濯の洗剤を選びましょう

マスクは、一般的な衣料用洗剤で洗えますが、水に早く溶ける液体洗剤がおすすめです。

パッケージに「中性洗剤で洗いましょう」と表示のあるものは中性洗剤を使用します。

STEP3:マスクを洗いましょう

用意するもの

  • マスク
  • 洗面器(ない場合は、洗面ボウルを利用)
  • 洗剤
  • スプーン
  • 清潔なタオル
  • 洗濯バサミ
  • 炊事・掃除用ゴム手袋
    ※手荒れしやすい方、塩素系漂白剤を使用する方
  • スポンジ
    ※口紅やファンデーション汚れが気になる方

    基本の洗い方はこちら!

基本の洗い方

1.洗面器に水と衣料用洗剤を入れる

衣料用洗剤は、水2リットルに超コンパクト液体洗剤を入れます。
ライオンの「NANOX」なら小さいスプーン半分、おしゃれ着用洗剤「アクロン」なら、5ml(キャップでの計量がおすすめ)ほど。

スプーンでかき混ぜ、洗剤を溶かします。

2.洗剤液にマスクを入れて10分浸す

3.やさしく10回ほど押し洗いする


この時、口紅やファンデーションなどの気になる汚れは、洗剤液の中に浸した状態で手やスポンジでやさしくたたき洗いします。

マスクに口紅やファンデーションが付着すると洗濯をしても落ちにくいので、マスクの下にインナーマスクもしくはガーゼを入れるのがおすすめ。

4.洗剤液を流す


マスクを洗剤液からそっと取り出し、マスクをねじらないように気を付け、両手ではさんで押しながら水気をきります。

洗面器の洗剤液を静かに流します。菌・ウイルスが混ざっている可能性のある洗剤液が飛び散らないように注意しましょう。

5.洗面器に水道水をためてすすぐ


洗面器に水道水をため、マスクを入れ、水の中で振りながら十分にすすぎます

6.マスクの水気をきる


マスクを両手ではさんで押しながら水気をきり、清潔なタオルではさみます。

両手でそっとたたいて水気を取ります。

タオルにのせる位置を2~3回ずらしながら行うと、タオルにしっかり水分が吸収され、乾きが早くなります。

7.陰干しする

マスクは乾燥気を遣わずに陰干しします。

洗濯をすると縮む場合があるので干す前に縫い目方向にピッピッと引っ張り、更に横方向も引っ張り、形を整えることで、型くずれを防ぐことができます。

さらに汚れが気になる時には、衣料用洗剤で洗ったあと、塩素系漂白剤で洗うことも有効です。

ちなみに、塩素系漂白剤を使うと色落ちする可能性がありますので、色柄物のマスクの場合は、酸素系漂白剤を使いましょう。

塩素系漂白剤で洗う場合の手順は、上でご紹介した手順と同じような流れです。

洗面器に塩素系漂白剤を水1リットルに対し塩素系漂白剤15mlくらいを入れ、マスクを浸して10分間放置します。

漂白剤を流して、塩素のニオイがしなくなるまで十分にすすぎを繰り返して、陰干しします。

塩素系漂白剤の用法を守って、使用してくださいね

マスク洗濯の疑問にお答えします!

洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきたというお洗濯マイスター大貫和泉さんが答えてくれます!

Q.マスクを洗濯する時、すすぎ時に柔軟剤を使ってもいい?


柔軟剤はマスクへの使用を想定していないため、使用は避けてください。

Q.洗濯後にマスクを乾燥機にかけても良い?

熱に弱い材料が使われているマスクもあるので、縮みなどの型くずれを軽減するためにも、乾燥機は使わず、自然乾燥させてください。

Q.洗濯後、マスクはどうやって保管すればいい?

ホコリや菌・ウイルスなどが極力付かないように工夫することです洗ったマスクは、使う人ごとに中身が見えるジッパー付きの袋に入れておくと、マスクをむき出しのまま保管しておくよりも清潔に保つことができます。名前を書いておくと間違えませんよ。

日々マスクを付けることが習慣となりつつありますね。
だからこそ、使い捨てマスクだけでなく、布マスクも併用して上手に使いたいところ。

洗い方や使い方を工夫することで、清潔で長持ちします。

今回ご紹介した、お洗濯マイスター大貫さんの洗い方を参考にして、これからの季節もスッキリ気持ちよくマスクを使っていきたいものですね!