子どものお手伝いを選ぶポイントって?

保育士歴30年のプロが教える「幼児が喜ぶおうち遊び」3選

子どもにお手伝いを頼むと、親が一人でやるより時間がかかりがちですよね。スムーズに家事が運ばなくてイライラしてしまう親も多いでしょう。

そこで、子どもにお手伝いをさせるうえで考えたいお手伝いのポイントを紹介しましょう。

完璧を求めない

相手は子どもなので、親のようにスムーズにきっちりと家事をこなすことができません。

子どもがしてくれたお手伝いに「まだ汚れてる」など注意したくなることもあるでしょう。しかし、最初から完璧にできることは大人でもありえません。

どうして注意をしたいときは、子ども自身が「どうして失敗したのだろう」など考えられるアドバイスであるといいですね。

子どもが無理なくできるものを

料理の経験がない子どもに包丁を握らせると、おぼつかなくて頼みにくいことあるでしょう。お手伝いを考えるなら、まずは子どもができそうなタスクから任せると安心です。

親と子どもが別に行動できること

一緒にいると子どもがやること行動が目に入りがちでイライラした経験がある親もいるでしょう。

自分がお手本を見せたり、主導権を握っているうちに「結局子どもやらせられなかった」ということになることもあります。

親と子どもが別のタスクを処理できると、そんなもどかしさも解消できるでしょう。

高所での作業を伴わない危険ではないもの

窓拭きや、足台を使っての包丁などは足取りがおぼつかない子どもに任せるのは危ないので控えるべきです。

どうしても子どもがやりたがるときは、危険なことや注意すべき点を教えた上で、親と一緒にやってみましょう。ひと通り教えたあとに、親の監視下で子どもにやってもらうとリスクヘッジが効きます。

幼児にもできるお手伝い4選

子どもにお手伝いをしてもらううえでのポイントをふまえた上で、子どもに任せられるお手伝いの具体案を紹介しましょう。

玄関掃除

ほうき百円ショップなどでも手軽に入手することができます。子どものために「MYほうき」をプレゼントすれば、張り切ってやってくれるでしょう。軽くて掃除がしやすいものがオススメです。持ち手が太いと、子どもでも握りやすいはず。

玄関掃除は、靴を並べる大変さも理解するので、「帰ったら靴を揃えると自分の手伝いが楽になる」と自然に学習してくれるかもしれません。

お風呂掃除

子どもは水遊びが大好きです。夏場に向けて、ぜひ子どもにさせたいお手伝いの一つがお風呂掃除です。

濡れてもいいように、服はあらかじめ脱がせておけば濡れたのを気にせずに、長いこと熱中しながら浴槽を磨いてくれるでしょう。

お風呂での床磨きなどは「きれいになった!」と子どもの達成感が芽生えやすいので、泡がたちやすい石鹸を使えると子どもやる気アップします。

子供のやる気アップするためのコツって?

靴あらい

洗濯などは、操作が難しいですよね。干すのも子どもの手に大人の服は至難のわざです。

子どもが汚した自分の靴を洗ってもらうのがいいでしょう。砂や泥などは水にぬらせば落ちやすく、それほど力がいらないので子どもにも任せやすいです。

子どもの靴は洗ってもすぐ汚れるので、親も「このクオリティでもいいか」と妥協しやすい、手ごろなお手伝いでしょう。

玉ねぎなどの皮むき

包丁やお皿などの取り扱いは、年齢的に任せにくいこともありますよね。そんなときは、玉ねぎにんにくなどの皮むきから任せるといいでしょう。

慣れてきた頃に、人参やじゃがいもなどの皮むきをピーラーで剥くことから慣れていくといいですね。

お手伝いで子どもやる気アップさせる方法は?

子どものお手伝いを継続させるためには、子どものモチベーションアップをはかれるような工夫をするといいでしょう。

おやつ

子どもが前向きになれるようなご褒美があるといいですね。

おもちゃなどを買い与えるのは、子どもの要求がエスカレートするのでおすすめできません。毎日のなかで無理なく続けられるご褒美といえば、3時のおやつ

「これ終わったらおやつだよ」など、お手伝いに子どもが張り切れるような声かけをしましょう。

シールなどをカードに貼ってあげる

子どものお手伝いは、どれほど親の役に立ったのか分かりにくいものでもあります。お手伝いが身にしみて自分に生きてくるのは、子どもが自立したときではないでしょうか。

子どもにとってお手伝いは、親がやってもいいものであり「なぜ自分なの?」と本質を理解していないこともあります。

「大人になったら働くんだよ」など、世の中の仕組みを教えてあげるとともにお手伝いカードを作ってシールなどを貯める仕組みを作ってあげるといいですね。

「一人でできた!」を実感させる

どんなに頑張っても褒めてもらえなければ、子どもにとっては退屈なものです。子どもがお手伝いをする理由は、大好きな親の「頑張ったね」の一言であることも多いものです。

やり残しや、注意点があっても叱らずに「頑張ったね」「家族の役に立ったね」など褒めてあげると、子どもの自立心が育つでしょう。

子どもも親もストレスフリーなお手伝いを

子どもにお手伝いをさせるためには、子どもやる気になっていることが一番です。

親の声かけやリアクション次第で、子どもが自らすすんでお手伝いをやってくれる日もくるかもしれませんよ。