今シーズン限りでPSGとの契約が満了も…本人は契約延長を望まず

 今季終了後にパリ・サンジェルマンPSG)との契約が満了するブラジル代表DFチアゴ・シウバが、契約延長を望んでいないという。イタリアサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

 T・シウバは2012年、それまで所属していたACミランの財政難に伴い、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとともにPSGへと移籍した。その後、PSGの最終ラインを支え続けてきたが、今シーズンのリーグ戦は新型コロナウイルスの感染拡大により、すでに打ち切りとなった。

 そのT・シウバは今季終了とともに契約が満了になるが、本人は契約延長を望んでいないようで、強化責任者の元ブラジル代表MFレオナルド氏も代役となるセンターバックを探しているとされる。そのため、UEFAチャンピオンズリーグの再開次第になるものの、今季終了後の退団は既定路線だと見られる。

 T・シウバに関しては、古巣のミランが獲得への興味を持ち続けているとされるが、記事では現在の年俸から65%ダウンした額を受け入れられなければ、古巣復帰は難しいと伝えている。

 現状、他クラブが獲得への動きは見せておらず、Jリーグのクラブも移籍金なしで獲得できる状況にある。百戦錬磨のセンターバックは、次のキャリアをどこに求めるだろうか。(Football ZONE web編集部)

PSGでの契約が今季で切れるチアゴ・シウバ【写真:Getty Images】