1980年1990年代の感性をデザインに落とし込むスタイルが人気の韓国発ブランドが、アジアの通販サイト「SIXTYPERCENT (シックスティーパーセント)」への入店を開始。
デザイナーは、元々VOGUE KOREAでファッションディレクターとして活躍をしていたイ・ジアが担当をしている。ハイエンドを知るディレクターが、そのスタイルをストリートファッションシーンに落とし込んだとして、昨年から韓国を中心に人気を集めていた。そんなブランドが、アジアのストリートブランドを集約するオンラインストアSIXTYPERCENTへ初出店、日本上陸を果たした。そんなディレクターのイ・ジアに対し、60%がインタビューを敢行。

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https://www.sixty-percent.com/collections/fm91-02/men



1.FM91.02のブランドヒストリーは?
FM91.02は2019年に誕生した女子(F)と男子(M)のためのストリートファッションブランドです。ストリートファッションのFMを標榜し、老若男女全て同じスタイルで着用できるファッションを提案しています。FM91.02はシーズンに関係なくプロジェクト性アイテムにて構成され、1980~90年代の感性を現在の基準に再解釈した<NEWTRO>を主なブランドアイデアとしています。

2.ファッション業界におけるキャリアは?
フランス・パリ服飾学校(Paris Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne)を卒業し、その後VOGUE KOREAファッションディレクターとして働きました。韓国ファッション業界で影響力が高い人物の1人として定評を頂きました。FM91.02ブランドローンチからすでに4回目のプロジェクト<安全地帶>まで進行していますが、どれも成功を収めていています。

3. 韓国の近年のストリート文化をどう思いますか?
韓国のストリートファッションの市場はよく知られている通りK-POPを始め、韓流の影響でグローバル市場まで拡大しました。韓国のストリートファッションはストリートファッションの本場のアメリカから誕生し、サブカルチャー文化を導いたSUPREME, STUSSY, 日本のGOOD ENOUGH, A BATHING APE, NEIGHBORHOOD等と並び、次世代のリーダーとしてストリートファッションを盛り上げていると思います。。ハイファッションさえストリートファッションと定義する近年では、ストリートファッションの人気はハイ、ローを問わない状態となっていると感じています。
ただ、韓国的なストリートファッションはK-popアイドルのミュージックビデオで見られるように、新しいものを受け入れて集約的に団結した新しい「姿」を作り出す競争力が要因だと考えています。つまり「個別的なサブカルチャー文化を、個性を元に集団で拡大させていくという感覚です。 FM91.02を定義する3つの単語である「Creative、Brave、Exclusive」でも、自分たちだけの特別なスタイルを提案できるように努めています。

4. FM91.02のゴールとは?
短期的な目標として韓国はもちろん、アジア市場で大成し、ブランド価値と認知度を上げることにあります。中長期的な目標としてはFM91.02と最高のシナジーを出せる世界のブランドとのコラボレーションはもちろん、違うカテゴリーのブランドとのコラボレーション等を進行しファッションブランドとしての価値を拡大できればと考えています。

5. アジアのストリートウェアの市場をどう思うか?
ストリートと呼ばれるカテゴリーを中心に、いろいろな定義がされている印象を受けます。
例えば1980年代 STUSSYがそうだったように、グラフィックやフレーズを使用して直接的に自分を表す方式で発展した、日本の裏原シーンから影響を受けた近年のストリートファッションは、すでに韓国をはじめとするアジア全域で爆発的な人気を得ています。
K-popアイドルはもちろんラッパー、スケートボーダー、サーファーグラフィティアーティスト、タトゥーイストなど数多くのアンダーグラウンドアーティストが、インスタグラムのようなSNSを通して自分自身が直接ファッショニスタとしてストリートウェアと共に表現しています。アイドルファン層の文化と共にサブカルチャー文化はSNSでコミュニケーションするファッションに敏感なミレニアル世代に大きな影響を及ぼしており、ストリートファッションもやはりこれらのアーティストとのコラボを通して拡大していると感じています。

FM91.02はFM.03のコレクションを韓国で人気の高いファッションフォトグラファーの1人、キム・ボソン(Play Studio)とコラボさせ、コラボコレクションのメインテーマを込めたビデオアートと写真展をポップアップ形式に展開したことがあります。SNSの普及に合わせて自分のHIP HOPらしさ、トレンディーなスタイルを人に表現できる時代、それがアジアのストリートシーンだと考えています。

SIXTYPERCENT
▶公式サイト:https://sixty-percent.com/
▶Instagram:https://www.instagram.com/sixtypercent_official/

配信元企業:株式会社シックスティーパーセント

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