ゾーホージャパン(Manikandan Thangaraj代表取締役)は5月29日中小企業個人事業主に向けて設計した初心者向けCRMソリューション「Zoho Bigin」を発表した。

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 Zoho Biginは、CRMシステムの複雑で高度な機能を必要としない中小企業や、個人事業主といった顧客情報をクラウドで管理したい人を対象とした、案件管理を中心としたCRMソリューション。電話連携、販売プロセス管理、自動化機能など、販売プロセスの管理にで必要な機能のみ搭載しているため、営業担当者は容易に活用できる。

 設定が簡単で、ユーザーはアカウント作成から30分以内に利用準備を整えることができる。また、自社の販売プロセスをシステムに設定するカスタマイズに対応。条件に応じて異なる販売プロセスを複数設定することも可能となっている。

 マーケットプレイスの「Zoho Phonebridge」からプロバイダーを選択するだけで電話連携先を設定できる。これにより、Zoho Biginから通話の発信と着信が可能となる。CRMに登録された顧客情報を参照しながら、顧客と通話できるようになる。また、営業担当者が手動で行う定形業務を自動化するワークフローによって、業務工数を大幅に削減できる。

 顧客のメール開封などの反応や登録データの更新をリアルタイムに通知する。さらに、グラフや指標によって構成される分析ダッシュボートによって、ユーザーはデータと最新のKPI(主要業績評価指標)にもとづいた意思決定を行うことができる。

 iOSとAndroid搭載デバイス用モバイルアプリを用意。これにより、顧客情報の確認、メールの送受信、商談情報の更新を容易に行える。

 税別価格は、年間契約の場合、1ユーザー当たり月額800円。月間契約の場合、1ユーザー当たり月額1100円。

「Zoho Bigin」のWebページ