認定NPO法人D×P(ディーピー)(大阪市 理事長 今井紀明、以下D×P)は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け生活に困窮している若年層に、食費や家賃の補助として1万円の給付を3ヶ月間実施します。原資は寄付とし、最大40名に対して支給を行ないます。給付期間中に公的な制度の案内、進路や就職、転職の相談・在宅ワークや希望の仕事に就くための勉強手段など幅広い情報提供と相談により生計を安定させるためのサポートを行ないます。第一期として、2020年6月1日(月)から募集を開始し、7月25日より5名に給付を開始します。


新型コロナウイルス感染症により、内定取り消しやアルバイトのシフト減により収入が減り明日の生活に不安を抱えている10代がいます。当給付を希望する場合、まずはD×Pの実施するLINE相談でご自身の状況を相談することからスタートします。家族、教育、雇用などの人とのつながりが途絶えると公的資源へのアクセスも難しくなることから、まずは困難を抱えた若者が相談員と繋がることを目的としています。相談者の状況をチャットやビデオ通話でヒアリングしたのち、公的補助の条件に該当する場合は相談者本人が利用できるようにサポートいたします。公的補助の条件に当てはまらない場合、1万円の給付金を3ヶ月間支給し相談サポートと合わせて、伴走支援を行ないます。

認定NPO法人D×P 理事長 今井紀明より
ある10代から「一日一食しか食べていない」という状況を聞きました。全国各地に社会福祉協議会やフードバンクなど食糧支援を行なう団体があり、当団体も利用させていただいておりますが、高校生や10代の場合は受給条件にあてはまらないというケースもあります。しかし、支援にたどり着くまでのハードル以上に、誰かに後押しされないと食べずに我慢してしまうことがあると感じます。これまで個別の10代に食糧支援などを行なっていましたが、LINE相談でつながった10代に直接食費や家賃の補助を行い社会へつなぐところまで伴走する必要性を感じ緊急サポートを立ち上げました。

D×Pの進路・就職相談LINEの登録者は1108名、相談者は述べ407名となりました。(5/28時点)全国の10代から進路・就職の相談を受けとり、アルバイト、転職・在宅ワークでの就職・安価で住めるシェアハウスの紹介などさまざまな情報提供を行い、相談者と次のステップへと向かうことができています。1万円の支援だけでは、根本的な生活困窮の解決にはなりませんが、孤立する10代とつながるきっかけにしたいと思います。
新型コロナウイルス感染症で起きた様々な事態と同様に、危機は誰にでも突然訪れると思います。そういったときに助け合える社会の仕組みをつくっていきたいです。若者の、“食べる住む働く”を一緒に応援していただけると嬉しいです。
  • #若者の食べる住む働くを応援
以下のURLより、ご寄付を受け付けています。
https://www.dreampossibility.com/supporter/
  • 若者の食べる住む働くを応援 伴走プロジェクト概要
【対象】15歳~25歳で、以下どれかにあてはまる人
新型コロナウイルス感染症の影響で、生活が逼迫している
(例えば、アルバイトのシフトが減って給料が減った・内定が取り消しになった など)
ひとり暮らしをしていて、自分で生計を立てている(シェアハウスも可)
・家族の分の生活費を稼いでいる・家族に仕送りをするなど負担している
・なんらかの事情で、家族や保護者に頼れない
・なんらかの事情で、学校や国・住んでいる地域の給付制度が利用できない
※大学・専門学校などに通っていない人を対象としています。
※国籍は問いません。海外にルーツをもつ方も受けることができます。ただし、やりとりは日本語となります(「やさしい日本語」でやりとりできます)
【サポート内容】

1.認定NPO法人D×Pが行うLINE相談事業にて困りごとの相談を実施
※LINE相談事業の対象は13歳~19歳としていますが、今回の緊急サポートでは20歳~25歳も2021年3月まで相談を受けます。相談対応時間は、平日10時~19時となります。(土日祝で受け付けた相談は、次の平日に対応させていただきます。)

2.相談内容を相談員がヒアリングし、状況の把握を行ないます。相談内容に関する公的補助や自治体がある場合、そのサービスを利用できるようにサポートします。

3.当てはまる公的補助が見つからない場合や相談員により緊急支援が必要だと判断した場合、食費や住まいの支援として月1万円×3ヶ月間の支援を実施いたします。

4.進路や就職・転職などの相談や、在宅ワークを含む希望の仕事に就くための勉強手段など幅広い情報提供を行い、生計を安定させるためのサポートを行ないます。

【実施時期】
2020年6月~2021年3月
当期間中、最大40名まで給付を予定しており、集まった寄付に応じて増枠します。

・第1期募集期間
2020年6月1日(月)~2020年6月19日(金)23:59までに給付希望フォームに内容を送信した方が対象になります。第一期では5名に給付を行ないます。

【応募方法と給付について】
認定NPO法人D×PのLINEアカウントを友だち登録し、自動返信メッセージに従い、『困っていること』と『給付希望』チャットします。給付希望と記入した方に、給付希望フォームをお送りします。相談員から個別に状況をヒアリングの上、給付を決定します。
※重要:給付にあたっては、不正受給防止のためzoomなどの対面での面談を必須とします。また、原則なんらかの身分証の提示が必要です。身分証を持っていない場合はご相談ください。

給付金の受け取り方法】
口座がないなど本人の実情に合わせて以下のような方法が選択できるようにいたします。

1.銀行口座による送金
2.Kyashを使って送金(プリペイドカードを送付※家賃補填には使えません)
3.現金書留による郵送

【給付を受けたい方へ:相談方法は以下のURLより】
https://www.dreampossibility.com/17972
通信・定時制高校とオンラインの両方で、生きづらさを抱えた10代に「つながる場」を届けるNPOです。不登校/中退経験や経済的困難などさまざまな事情をもった10代とつながり、仕事など次のステップにつながるようサポートしています。コロナ禍においては、LINEや若者向けSNSをフィールドにオンラインでの相談事業を実施。在宅ワークの紹介も進めています。

公式WEBサイト:https://www.dreampossibility.com/

配信元企業:認定NPO法人D×P

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