新型コロナウイルス感染拡大により休業要請や外出自粛の影響を受けた「ニシタチ」。先行き不透明な状況の中、観光地・ニシタチを賑わいの象徴である「提灯(ちょうちん)」でいっぱいにしたい!という地元の方たちの思いを受け、宮崎市ではふるさと納税を活用した「ガバメントクラウドファンディング」により寄附金を募り、この取り組みを応援します。


■プロジェクト概要

約1,200もの飲食店が軒を連ねる宮崎県最大の歓楽街「ニシタチ」。そこは昭和30年頃から市民の夜の社交の場として愛され、近年は宮崎の豊かで多様な食文化を象徴するエリアとして、観光や出張などで訪れた人たちが宮崎の食や酒を楽しみ、素朴で温かい人情に触れることができる観光スポットとして注目されています。

平成20年からは、ニシタチに提灯をともし「提灯の夜街」として盛り上げようと、「ニシタチまちづくり協同組合」が中心となって提灯祭りを開催し、近年「ニシタチ=提灯」のイメージが定着しています。

また、宮崎市は今年2月、民間参画型プロジェクトとして、ローカルな食の魅力を発信する「宮崎食堂」をスタートさせました。その中で、市民とともに守り続けたいニシタチの街並みやおもてなし、多彩な食文化を紹介する取り組みも行っています。

しかし、ニシタチは新型コロナウイルスの影響を受け、かつての賑わいが嘘のような寂しい光景があちこちで見られるようになってしまいました。実際に150軒以上の飲食店が廃業に追い込まれるなど、ニシタチができて以来、最大の危機に直面しています。

【ふるさとチョイスwebサイト】
URL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/885

■宮崎最大の歓楽街ニシタチの今

人口10万人あたりのスナック数が日本一を誇る宮崎県(2010年NTTタウンページ集計より)。そんな宮崎で、60年以上前から愛され続けている県内最大の歓楽街がニシタチです。ニシタチは、宮崎市の中心市街地の西側に位置する西橘通りと中央通り、高松通り、西銀座通りなどを含めた飲食店街。これらの通りを中心とした街並みに、居酒屋やスナック、バー、焼肉やイタリアンなどおよそ1200店が軒を連ねます。一人でも家族連れでも気兼ねなく入ることができるお店も多く、料金もリーズナブル。お店の人や地元の人との会話が弾み、つい2~3軒ほどハシゴしてしまう人も多いといいます。
しかし、3月から新型コロナウイルス感染の影響が出始め、どのお店も売り上げが激減。4月にはニシタチから人通りが消え、赤字を減らすため自主休業に踏み切るお店も続出しました。そして4月25日には、スナックやバーなどの遊興施設等や遊技施設を対象に休業要請が行われました。
休業要請が解除された今、8割ほどのお店が営業を再開しましたが、相変わらず人通りはなく静まり返ったニシタチは、まるでゴーストタウンのよう。この数カ月の間で、1,200ほどあったお店のうち、150以上ものお店が廃業に追い込まれています。
「ニシタチまちづくり協同組合」の理事長を務める齊藤友亮さんは、「この2カ月、毎日のように閉店や廃業の連絡が入り、たまらない気持ちで、私も何度も心が折れそうになりました。宮崎市の観光地の一つである『ニシタチ』を、何としてでも存続させなければと思っていたのですが、私たちができることには限界があります。途方に暮れていたときに、ニシタチ提灯プロジェクトの応援の話が市からあり、本当にうれしかったです。提灯を見るには少し上を向かなければなりません。これからは気持ちも上向きに頑張ろうよと背中を押してもらった気がしました」と話します。

現在ニシタチは、独自の感染対策モデル「ニシタチガイドライン」を作成し、安全対策を徹底して、誰もが安心して飲食できる環境を整えつつあります。このプロジェクトでいただいた寄附金は、今まで以上にニシタチを明るくともせるよう、新たな提灯の設置費用に活用し、毎年設置している西橘通り・人情横丁と合わせて、さらにエリアを拡大し提灯点灯を行います。

上記の状況についての詳しい説明は・・・
【ふるさとチョイスwebサイト】
URL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/885

■ニシタチを訪れたメディア


堀江貴文 ホリエモンチャンネル
「【蕎麦侍×堀江貴文】宮崎編vol.1
~ホリエモンチャンネル~」ほか
https://www.youtube.com/watch?v=6U1_q6PVfsQ

吉田類の酒場放浪記
「#857 宮崎 たかさご」ほか
https://www.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/857.html


■寄附目標
600万円(提灯600基設置費用)
寄附設定額2,000円~

■寄附募集期間
6月1日(月)から6月30日(火)までを予定

■寄附金の使い道
・寄附募集経費を除き、全額をニシタチエリアの新たな提灯の設置費用に充てさせていただきます。
※集まった寄附金の範囲内でニシタチに新たな提灯を設置します。

■事業実施のスケジュール
・2020年10月:ニチタチまちづくり協同組合が提灯の設置準備
・2020年11月~2021年2月:ニシタチに提灯を点灯

■返礼品紹介
寄附額一口あたり10,000円以上の方
みやざき完熟マンゴー2Lサイズ(350~450g)×2個セット

今年は例年になく糖度が高く、自信を持ってお勧めできるマンゴーができました。現在、出荷のピークを迎えています。
■返礼品を希望されない場合
10,000円以上の寄附をされた方のうち、返礼品(マンゴー)を選択されなかった場合、提灯の短冊にメッセージや寄附した方の名前を入れることができます。これらの短冊はニシタチで提灯と一緒に飾る予定です。
※提灯の短冊は返礼品ではありません。

■宮崎食堂プロジェクトとは
 宮崎市は今年2月より、地域に根差した食の豊かさを、気軽に食堂の暖簾をくぐるように訪れて欲しいという想いから、「元気になりに、いらっしゃい。」を合言葉に「宮崎食堂」をスタートしました。国内初の、市全体をひとつの大きな食堂に見立てた、ローカルな食の魅力を発信する民間参画型プロジェクトです。
 特別でぜいたくなグルメだけではなく、みんなが毎日でも食べたくなるような食と、宮崎の穏やかな気候、温かい人、楽しいアクティビティなどさまざまな魅力をコンセプトにプロジェクトを推進しています。
 「#ニシタチを救え!提灯プロジェクト」もこの「宮崎食堂」の取り組みの中で応援していきます。
【宮崎食堂webサイト】
URL:https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/miyazaki-shokudo/

【オフィシャル素材ダウンロード】
URL:https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/city/public_relations/press_material/230993.html#sozai

配信元企業:宮崎市役所

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