ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは復帰が近づいているようだ。イタリアメディア『フットボールイタリア』が同『トゥットスポルト』を引用し伝えている。

 現在セリエA新型コロナウイルスの影響で中断中。各クラブは6月の再開に向け、徐々に休止中のトレーニングを再開し始めており、ミランもスタッフ・選手に実施した検査が全員陰性だったことから練習を再開している。

 トレーニングに復帰したイブラヒモヴィッチはアキレス腱のあたりに痛みを感じ、検査を受けていた。同クラブは検査結果次第では今シーズンの離脱もあり得ると考えていたようだが、検査の結果アキレス腱に問題はなく、ふくらはぎの筋肉を損傷しただけなようだ。

 現在同選手は母国に帰国し家族との時間を過ごすことを許可されているが、同メディアによると、そのイブラヒモヴィッチの復帰が近づいているようだ。クラブは負傷から10日後に検査をする予定を組んでおり、2日か3日にも検査結果を見てトレーニングを再開するという。

 イタリアサッカー連盟(FIGC)は5月28日に、6月20日からリーグ戦を再開することを発表。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、6月13日と14日に準決勝ファーストレグ終了時点で中断となっているコッパ・イタリアセカンドレグを開催し、17日に決勝を開催するようだが、『フットボールイタリア』によるとリーグ戦には間に合わない見通しとなっているようだ。

イブラヒモヴィッチの復帰が近づいている [写真]=Getty Images