マンチェスター・ユナイテッド残留が決定したナイジェリア代表FWオディオン・イガロ(30)の契約内容が判明した。

イガロは今年1月、上海申花から今季いっぱいのレンタルでユナイテッド入りすると、公式戦8試合に出場して4得点1アシストの活躍を披露。同じタイミングでスポルティング・リスボンから加入したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスとともに、チームがその間に続ける公式戦11戦無敗の原動力として存在感を示している。

負傷欠場が続いたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの穴埋め役として、加入当初からしっかりと機能してみせるイガロだが、レンタル契約は5月末まで。ユナイテッドは上海申花側との交渉難航が指摘され、途中退団も熱を帯びたが、1日に2021年1月末までのレンタル契約延長合意を正式発表した。

イギリスデイリー・メール』によると、ユナイテッドは追加のレンタル料として600万ポンド(約8億円)を支払い、週給も上海申花で受け取る30万ポンド(約4000万円)の約三分の一となる13万ポンド(約1700万円)を負担し続ける条件で、交渉をまとめ上げた模様だ。

なお、イガロは上海申花から新たに週給40万ポンド(約5300万円)の給与アップを含む契約延長の打診も受けたが、子供時代からの憧れだったユナイテッドでのプレー続行を希望したとのこと。6月17日から再開予定のプレミアリーグでさらなる活躍に期待したいところだ。

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