航空自衛隊のアクロバット飛行チームブルーインパルス』が、2020年5月29日新型コロナウイルス感染症COVID-19)対策に従事する医療関係者への感謝を示す目的で東京上空を20分間飛行。その姿に多くの人がその模様をSNSなどに画像を投稿していた一方で、「なぜ医療従事者を励ます事になるのか意味が分からない」「「飛ばす費用を医療従事者の手当などに充てるべき」といった意見も上がっていました。

ブルーインパルス』東京飛来に賛否両論 「税金の無駄」「励まされた医療従事者が多数いる」
https://getnews.jp/archives/2563931 [リンク]

また、同日の記者会見河野太郎防衛大臣が『ブルーインパルス』を東京に飛ばす経緯について質問された際に、「それはやるということが大事なので、プロセスはどうでも良いだろうと思います」と述べたことから、「経緯を明らかにすべき」という声も目立っていました。

そんな中、2020年6月1日に河野大臣がブログを更新。

ここで、ブルーインパルスの予算が、T-4練習機の訓練飛行に要する経費と併せて計上されていて、「燃料費、スモークに使う発煙油、随伴機と整備員を輸送するコスト、合計して約360万円です」と明かし、決定のプロセスについて、次のように説明。その上で「その責任は全て私にあります」としています。

今回の決定は、私から、航空幕僚監部に対し、医療従事者への敬意と感謝を示すためにブルーインパルスを飛行させることができないか検討するように指示を出し、ブルーインパルスが6機で飛行できるのは五月末までに限られることから、一度の飛行で、全国の医療従事者に敬意と感謝を表すためには、首都東京の上空を飛行させることにしたいという案が報告され、その通り実施するように指示しました。

このエントリーには、「全ての批判に真摯に答えてくれて感動しました」という声や「航空祭でも4機でいいから飛んで欲しい」という意見が寄せられています。

一方で、2019年帯広市議会議員に立候補した三崎裕美子氏(@misakifes1)は、次のようにツイート

人よ、ブルーインパルスは特別予算だと思った、防衛省予算だと知らなかった、厚労省に流用できないなんて誰も教えてくれなかった、知ってたら批判しなかったー的言い訳をする人よ

まず言い訳の前に、自分より社会知識がある人間に上から攻撃的コメントをした己の所業と生き方を反省して頂けまいか

いずれにしても、事の経緯を国民に直接説明する河野大臣の姿勢に対しては好意的に捉える人が多く、メディアを介さずに直接発信する政治家が今後増えていくのではないでしょうか。

ブルーインパルス河野太郎公式サイト)
https://www.taro.org/2020/06/ブルーインパルス.php [リンク]

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
河野太郎大臣が『ブルーインパルス』東京飛行の経費が約360万円とブログで説明 「批判していた人は反省して」の声も