6月2日(火)放送の「セブンルール」(毎週火曜夜11:00-11:30、フジテレビ系)は、世界的写真コンテストで日本人初のグランプリに輝いた水中写真家・高橋怜子さんに密着する。

【写真を見る】野生動物を至近距離で撮影する高橋怜子さん

■ 20年以上勤めた会社を辞め写真家に

岩手県で生まれ育ち、大学卒業後に大手半導体メーカーに就職した高橋さん。エンジニアとして働いていた時に出会ったのがダイビングだった。水中の美しさに魅了され、毎週末、各地の海に潜っては独学で撮影を繰り返す日々。そんな時、アップル社を創業したスティーブ・ジョブズ氏の、ある名言が彼女の心を動かしたという。

また、会社の同僚が病気で亡くなることが重なり、「確かな未来っていうのは、実はないかもしれない」と、“情熱”を追い求めることを決意。3年前、20年以上勤めた会社を辞め、フリーランスの写真家として歩み始めた。

番組では、鹿児島奄美大島でザトウクジラの撮影に臨む様子、そして、絶滅が危惧される野生のジュゴンを追い、フィリピンに向かう彼女に密着する。丸3日間、船の上にいても撮影できる時間はわずか数分程度。それでも、心から撮影を楽しんでいる姿が印象的だ。

高橋さんは、好きな写真に向き合う毎日を選んでからたった1年後の2018年、クジラ後ろ姿をおさめた写真でナショナルジオグラフィックの写真コンテストでグランプリを受賞。世界的な写真コンテストで日本人初の快挙を成し遂げた。瞬く間に世界から注目される写真家の仲間入りを果たした彼女の7つのルールに迫る。

■ 出演者たちが高橋さんの姿に感心

スタジオでは、心から撮影を楽しんでいる高橋さんの姿を見た出演者たちが、「羨ましい」と感心した声を上げる。また、彼女のあるルールから、「自分の人生に大きな影響を与えた言葉」という話題に。しばらく考えても一向に言葉が出てこない中、若林正恭が放った一言とは。そして出演者4人は、新型コロナウイルスの影響により変わったことを語る。(ザテレビジョン

本格的な活動スタートからわずか1年で快挙を成し遂げた水中写真家・高橋怜子さん