男尊女卑が根強く残る職場もあるようだ

男尊女卑が根強く残る職場もあるようだ

日本は世界的に見ると”男尊女卑”が深刻な国の一つで、世界経済フォーラムが昨年12月に発表した”ジェンダー・ギャップ指数”で、153か国中121位だったのは既報の通りだ。もちろん、職場だって例外ではない。ガールズちゃんねるに5月下旬、「上司が男尊女卑な人」というトピックが立った。

トピ主は、この春に替わってやってきた上司について相談。男尊女卑の思考が強く「うちは新卒の配属が女性ばかりで不満だから次は男性を希望したい」と発言していたのを聞き、不愉快な気持ちになったという。(文:石川祐介)

「8割が女性の会社なのに女性の役職者がいない」

トピ主同様に、男尊女卑が根強い企業で苦しんでいる人々は多いようだ。トピック内には悲痛の叫びが数多く寄せられた。

「男女共使うトイレなのに、掃除は女の仕事って考え」
「お茶出しや飲み会の幹事を、毎回入社7年目の私に頼んでくる。入社2年目の男がいるのに」

上司には”雑務は女性の仕事”という価値観があるのだろうか。後輩の男性社員がいるにも関わらず、女性が雑務を押し付けられる理不尽なケースもあるようだ。

「妊娠した時に『自分は多分子供産んでからこの職場で働くのは体力的に無理だろう』と思って退職することを伝えた。そうしたら明らかに喜んだ顔で『そうだよな、やっぱり女性は子供産んだら家庭に入って子供見るのが一番だよな』って言われた」
「上司というか、社長がガチガチの男尊女卑です。『うちの会社は男女平等だけど、お酌は女性の役目だよー』とか言ってる。8割が女性の会社なのに女性の役職者いないし、ベテラン女性社員の部署のリーダーが、なぜか新卒2年目のまだまだ仕事覚えてない男性社員」

攻撃的な言動こそないものの、「産休や育休をとるくらいなら辞めるべき」と考える、昭和臭が残る上司もまだいるようだ。悪意がないためになおさら達が悪く、怒りの矛先をどこに向けたらいいか分からない女性も多いだろう。

「男性に経済力を求めるのもやめるべき」と女性の意識改革を求める人も

また、コメントに「男尊女卑を表に出してないだけで、実際女性を見下している男の人とても多いよ」といった声があるように、職場の男尊女卑は深刻だ。一方、男女平等を勝ち取るために女性の意識改革を求める声も寄せられた。

「女性を家政婦扱いする男性もダメだけど、男性に経済力を求めるのもやめるべき。自分と同等以上の学歴収入を男性に求めるのも男尊女卑を助長するんだよ」
「男尊女卑とか言う人はまず、自分の状況を変えなよ。女が変わらないなら男性の考えなんで変わるわけない。結局、女性の首を絞めてるのは男の身の回りの世話をする女なんだよ」

確かに、男性に経済力を求めて補助的な役割を担おうとする女性は一定数いる。しかし、男性と比べると、出産などの都合から雇用が安定しにくく、給与が上がりにくい。男性に経済力を依存せざるを得ない現状も踏まえるべきだろう。

性別によって不利益を被る社会の仕組みをなくすため、根強い男尊女卑を解消するために必要なことを改めて考えてみたい。

「男尊女卑の上司にウンザリ」という投稿に共感の声 「掃除は女の仕事って考え」「後輩がいても入社7年目の私がお茶出し」