未来技術推進協会(本社:東京都千代田区、代表:草場壽一)は、発達障害や発達に遅れがある幼児向けにオンライン認知学習アプリを開発してます。言語聴覚士として働いている久津間氏は職場での実体験から発達障害のあるお子さんの学習支援をしたいという強い想いがありました。そこで、協会内で久津間氏の熱い想いに共感した有志が集まり、オンライン認知学習アプリを制作しています。

本アプリの大きな特徴は以下の3つです。
1.一般幼児だけでなく、発達障害やその疑いのある子供も使えて、小学校入学までに必要な基礎的な学習が段階的に無理なく積み重ねられること
2.アプリの到達度に応じた発達の目安(発達指数)が視覚化できるので、現在のお子さんの学習到達状態を把握できること
3.お子さんのみでも学習できるため、家庭学習における保護者の負担軽減につながること
■本アプリ開発の経緯と開発者の想い

本アプリの開発を進めている久津間氏は療育センターに言語聴覚士として勤務しており、発達障害のある子供の学習支援をしています。近年、少子化による子供の数は減少している反面、発達障害児のニーズは確実に増加の一途を辿っており、療育機関では対応できない事態に陥っています。

行政や民間企業などの多くの方々の努力により、障害児に対する地域資源は充実してきています。しかし、現在の支援体制から溢れる発達グレーゾーンの子供が一定数いて、具体的な支援が受けられずに見過ごされている場合があります。そのような子供達には早期介入が必要ですが、子供の特性に配慮した指導の仕方がわからず、また周囲に理解されずに多くの保護者が人知れず困っています。そのような人々を救うために、本学習アプリの開発を進めています。


■本アプリの概要

本アプリは発達障害やその疑いのある幼児の早期発見・教育をするために、1.幼児期の遊びを中心とした学びから小学校での教科教育へスムーズな移行できるようにすること、2.保護者の負担感が少なく家庭でも継続的に取り組めるようにすることが目的です。

学習内容は、発達障害児が自分だけでも使えるようにするために、アプリの使い方がシンプルかつ難易度をスモールステップで達成感を感じられるように、2枚の同じ種類や属性のカードを選択する形式にしています。内容は大きく分けて、5つの分野[語彙、色、形、文字、数字]を用意しています。手順通りに段階的に実施することにより、発達段階の指標が提示され、保護者が現在の子供の状態やその先の発達課題がわかるようになっています。

現在は、webアプリで試作品を開発している段階です。今後、保護者にヒアリングをしながら、実際に多くの子供達に本アプリを使ってもらい、効果を検証していく予定です。

次の段階では、wifiなどの通信環境がない場所でも使えるネイティブアプリを検討しています。そのため、ネイティブアプリ技術に関する知識を持つ人に我々の仲間になってもらいたく、人材を募集しています。

  • 団体概要
団体名:一般社団法人 未来技術推進協会
代表理事:草場壽一
所在地:東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル12F
DMM.make AKIBA Base 2610
事業内容:講演会やワークショップ等の交流イベントの開催。最新技術、SDGs関連の情報発信活動。
  • お問い合わせ先
一般社団法人 未来技術推進協会
担当:久津間
E-mail:kutsuma0212@gmail.com

配信元企業:一般社団法人 未来技術推進協会

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