チェルシーと新契約を結んだフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、クラブ公式のインタビューでその理由と今後の意気込みを語っている。

先月21日に2021年6月までの新契約が発表されたジルー。1月の移籍市場ではインテルトッテナム行きに迫りながらも、最終的にチェルシーが退団を認めず残留となっていた。

ジルーも後日談で移籍目前だったことを告白。実現しなかった理由は、フランク・ランパード監督から「代わりのストライカーが確保出来ていないから移籍を容認出来ない」と言われたからだと明かしている。

しかし、同時にチャンスを約束してくれたという指揮官は、それまでベンチ外が続いていたジルーを2月のマンチェスター・ユナイテッド戦で途中起用すると、新型コロナウイルスによる中断前の直近3試合で先発に抜擢。ジルーもその中でトッテナムエバートン相手にゴールを決めるなど猛アピールに成功した。

今回の契約延長はその報酬だとジルーは語り、同意した理由についても話した。

「チャンスを掴んで、監督の信頼に報いることができた」

「だからこそ、最終的にチェルシーから契約延長の機会が与えられたんだと思う。僕はこのクラブが好きだからすぐに同意したよ」

トロフィーを獲り続けたいし、監督がずっと信頼してくれるよう自分をアピールし続けたい」

「それにコロナウイルス禍で移籍して家族と離れ離れになるのは嫌だったしね」

「生活の質を考えると、ここには素晴らしい環境が整っている。今は家族のことも優先して考えたいんだ」

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