マンチェスター・シティが、レギア・ワルシャワに所属するU-19ポーランド代表DFミハエル・カルボニック(19)に興味を示しているようだ。イギリス『101GREAT GOALS』が伝えている。

ポーランド屈指の名門、レギア・ワルシャワの下部組織出身のカルボニックは、昨年8月にトップチームデビュー。これまではセントラルMFを主戦場としてきたが、トップチームでは左サイドバックを定位置としている。

両足をそん色なく使いこなすキック精度の高さに加え、中盤からのコンバート組らしくビルドアップやゲームメークでも貢献できるモダンサイドバックは、ここまでのリーグ戦20試合で6アシストを記録。近年のエクストラクラサ(1部リーグ)で最大の発見とも評される注目プレーヤーとなっている。

その逸材に関してはバルセロナレアル・マドリーセビージャトッテナムセルティックと錚々たるビッグクラブからの関心が伝えられている。

しかし、ポーランドMisja Futbol』に出演したポーランド人ジャーナリストのトマシュ・スモコウスキ氏は、カルボニックの去就に関してシティとリーズ・ユナイテッドを関連付けている。

同氏によると、シティはカルボニックの才能を評価しているものの、現時点でトップチームの戦力になるとは考えておらず、リーズに貸し出すことを前提に獲得を検討しているという。

そのリーズは新型コロナウイルスの影響で同選手を完全移籍で獲得する余裕がないため、シティからの提案を受け入れる意向のようだ。

また、シティはカルボニックが使い物にならない場合はリーズに買い取らせることも想定しているという。

なお、カルボニックは先日にレギア・ワルシャワと2024年夏までの新契約にサインしているが、今夏の退団が有力視されている。

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