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子供の目の前にお菓子を置き「私が戻ってくるまで食べないでね」と親が言ってその場を離れ、我慢ができるかどうかを試す「フルーツスナックチャレンジ(Fruit Snack Challenge)」。SNSでは子供たちがチャレンジする様子を収めた動画が多数投稿されており、米ペンシルベニア州の2歳の双子も挑戦したのだが…。思わぬ結果になってしまったことを『Good Morning America』『6abc Action News』などが伝えている。

カイリー・ジェンナー(22)の愛娘ストーミー・ウェブスターちゃん(2)が挑戦して話題になった「フルーツスナックチャレンジ」は、日本のメディアでも取り上げられて「可愛い!」「うちの子にも試してみたい」「犬の“待て”と一緒で不快」「虐待じゃないか」「これは必要とは思えない」といった様々な声があがっていた。

そんななかこのチャレンジに挑戦したのは、米ペンシルベニア州デラウェアガーネットバレーに住む2歳の双子、ヘイリーちゃん(Hailey)とヘイデンちゃん(Hayden)で、この様子を捉えた動画が拡散している。

動画では、母親のリサさんが2人分のフルーツグミを双子の目の前に置き、「戻るまで触っちゃダメよ」と念を押し部屋を去ろうとする。すでに2人の視線はテーブルの上のグミに釘付けで、カメラに向かって右側のヘイデンちゃんは待ちきれず、グミに触ろうとしてリサさんに注意されている。

その後、2人は母親が部屋から出ていくのを目で追っているが、姿が見えなくなったと思われるその瞬間、ヘイデンちゃんが右手を出し自分の目の前にあるグミを1つだけ口に運んでしまう。すぐにヘイリーちゃんも隣から右手を出しグミを1つだけ摘まんで口に入れるが、それを見たヘイデンちゃんは「ノー」と言ってヘイリーちゃんの手を払いのけた。

こうなるともう早い者勝ちである。ヘイデンちゃんは2人分のグミを一掴みにすると、口を大きく開けて一気に放り込んだ。隣ではヘイリーちゃんが癇癪を起こしたように泣き始めるが、ヘイデンちゃんはまるで勝ち誇ったような表情で口をモグモグさせている。

ヘイリーちゃんが「ママ~」と泣く声にリサさんが戻り、「どうしたの? あなたたち全部食べちゃったの?」と質問すると、ヘイリーちゃんは泣きながら「私が食べたのは1つだけ」と説明していた。

ちなみにこの動画には「全部食べちゃった子の表情を見た? 意地悪としか言いようがない」「グミが置かれた瞬間から狙っている顔をしているよ」「残酷な2歳児」「こんな動画を撮るのもどうかと思う」「かわいそう」「まだ2歳だろう。もう少し大きくなってから同じことをしたら、きっと違う結果になったと思う」「この後のフォローが大切だよね」といったコメントがあがったが、リサさんはこう語っている。

「双子には6歳以下の兄が2人いるんですよ。ヘイデンは末っ子ですが、3人の兄姉がいて揉まれて育っているので、はやいうちから“サバイバル”を学んでいるんですよ。ヘイリーはどちらかというとおっとりタイプですね。」

「このチャレンジに賛否両論があるのは分かっています。子供たちが我慢することやシェアすることの大切さを学ばなければいけないのはもちろんですが、こんな時だからこそ一息ついて、この動画をユーモアを持って見てもらえればと思っています。」

なおリサさんは動画の撮影後、ヘイリーちゃんに小さなグミのパッケージ1袋をあげたそうだ。

画像は『Good Morning America 2020年5月27日公開 YouTube「Mom of twins tries out the fruit snack challenge l GMA Digital」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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