久保とメッシがドリブル成功率で並ぶデータに注目 「通ずるものがある」

 マジョルカの日本代表MF久保建英リーガ・エスパニョーラ挑戦1年目にして、バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとドリブル成功率が匹敵するデータが話題を呼んでいる。スペイン大手紙も「クボはメッシのようにドリブルする」と見出しを打って大々的に取り上げている。

 昨夏にレアル・マドリードへと完全移籍し、マジョルカに期限付き移籍中の久保は今季、プロ選手として初めてスペインの舞台に挑戦中だ。そんななか、データサイト「Alebia Analytics」は「国内最高のドリブラートップ20」を公表。久保とメッシの2選手が1試合あたりのドリブル回数で「5.4回」を記録し、トップタイであることを明らかにした。

 世界最高の選手に匹敵する驚異のデータに国内メディアも注目を寄せていたが、スペイン大手紙「AS」も「クボがメッシのようにドリブルする」と見出しを打ち、「統計上、日本人とアルゼンチン人は90分におけるドリブルで同じレベルに立っている」と大々的に取り上げている。

 さらに、「類似点は明確だ。背丈、瞬発的なドルブル、爆発力、推進力、ゲームビジョン、繊細な左足。メッシには及ばないが、久保にも通ずるものがある」と指摘している。今季リーグ戦24試合で3ゴールを記録しており、来季に向けた動向にも関心が寄せられている久保。前途有望な兆候がデータとしても表れていた。(Football ZONE web編集部)

マジョルカMF久保建英(左)とバルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】