ウディネーゼニューカッスルに所属するU-20イングランド代表MFマシュー・ロングスタッフ(20)の獲得に動いているようだ。イギリススカイ・スポーツ』が報じている。

ニューカッスルの下部組織出身のロングスタッフは、昨年8月に行われたEFLカップのレスター・シティ戦で兄のMFシーン・ロングスタッフに続きトップチームデビュー。さらに、同年10月に行われたプレミアリーグ第8節マンチェスター・ユナイテッド戦ではリーグデビュー戦でデビューゴールを記録し、大きな話題を集めていた。

ニューカッスルとの現行契約が今シーズンまでとなっているロングスタッフ。すでにクラブは契約延長に向けて動きを見せているが、今週初めに提示した週給1万5000ポンド(約200万円)のオファーも拒否されており、交渉が難航している。

そのロングスタッフに関しては、ミランインテルなどの関心が報じられていたが、『スカイ・スポーツ』によれば最も強い関心を示しているのがウディネーゼだという。

また同メディアによれば、ウディネーゼ新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)の前にイタリアでロングスタッフと会談を実施。すでにニューカッスルの提示した給与の倍となる週給3万ポンド(約400万円)、5年契約のオファーを提示しているとのことだ。

このままフリーでの移籍が決定すれば、ニューカッスルは市場価格3200万ポンド(約44億円)のロングスタッフをわずか40万ポンド(約5400万円)の育成費のみで放出することとなる。

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