窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。6月3日放送の第48回では、柴咲コウ演じるオペラ歌手・双浦環が中心となるエピソードが描かれ、注目を集めている。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】教会にて純白の衣装で歌う環(柴咲コウ)。まるで聖母のような神々しさ…!

■ 「双浦環」検索ランキング2位の反響

「船頭可愛や」で2枚目のレコード発売に漕ぎつけた裕一(窪田)だが、レコードはさっぱり売れず。裕一は、コロンブスレコード契約解消の瀬戸際に立たされていた。

そのさなか、第48回では音(二階堂)が環に「主人の契約が打ち切られるかもしれないんです。新しいレコードが全然売れなくて」と相談。「船頭可愛や」のレコードを聴いた環は「とってもいい」と曲に惚れ込み、「この曲、私が歌ってもいいかしら?私がこの曲を歌って、もう一度レコードを出すの」と驚きの提案を口にした。

曲をいたく気に入った環は「西洋音楽をベースにしながら、流行歌としての親しみやすさも兼ね備えている」と熱弁。青レーベルで流行歌を出すことに難色を示していた重鎮の小山田耕三(志村けんさん)も説得し、「船頭可愛や」を吹き込んだ。

裕一に「あなたの音楽を大勢の人に届けたい」とストレートに思いを伝え、音楽界の重鎮・小山田にも臆せず斬り込んだ環。

柴咲が見せた相手を射抜くような強い瞳に、視聴者からは「双浦環の説得力!」「柴咲コウさんのオーラがすごい」「志村けんさんとの直接対決の緊張感がすごい」「圧倒的な大物感。ハマり役!!」といった喝采の声が飛んだ。

深紅のドレスに身を包んだ環が「船頭可愛や」を吹き込むシーンでは、柴咲自身が微笑みながら高音の美声を響かせ、こちらも「素晴らしい歌声!たくさん練習されたんだろうな」「柴咲コウの歌はレベルが違うな」と大反響。放送後、Yahoo!検索ランキングで「双浦環」が2位に浮上するなど、おおいに注目を集めた。

6月4日(木)は第49回を放送する。

音の妊娠がわかり、裕一は大喜び。音は、子育てしながらの通学は難しいのでいずれ退学しなければならないと覚悟する一方、歌手への道につなげるためにも記念公演の椿姫だけはやり遂げるつもりだった。稽古の終わりに、みんなにその旨を伝えるが、皆は困惑している様子。自分に気を遣ってもらう必要はないと言う音に、千鶴子(小南満佑子)は周りのことも少しは考えるよう話す。(ザテレビジョン

「エール」第48回場面写真 (C)NHK