※記事内で紹介している施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください。

【写真】純白の雪と氷の世界に感動!

山形・蔵王は豊かな自然に恵まれ、春・夏のトレッキング、秋の紅葉、冬のスキーや樹氷など四季を通して見どころがいっぱい。観光には、山麓の蔵王温泉から山頂までを結ぶ「蔵王ロープウェイ」が四季折々の景色も楽しめて便利だ。山を歩くだけでは得られない、空からの絶景をロープウェイで体験してみよう!

■【見どころ1】鮮やかな紅葉を上から眺められるのはロープウェイならでは

最高峰の熊野岳、地蔵山、刈田岳などの山々が連なる蔵王連峰は、山腹にカエデ、ナラ、ブナなど落葉樹が密生し、秋には美しい紅葉が見られる。山頂から次第に色づき始める紅葉は、黄色に橙、赤に煉瓦色と美しいグラデーションを描き、訪れる人の目を楽しませる。

蔵王ロープウェイ営業企画部部長の工藤さんによると、「9月下旬から標高1661メートルの地蔵山頂駅付近で色づきはじめ、蔵王温泉にある蔵王山麓駅周辺で11月上旬頃まで観賞できます。約800メートルの標高差があるため、蔵王の紅葉は約50日間楽しめます。色鮮やかな紅葉を眼下に眺めながらの空中散歩は、ロープウェイならではですよ」

蔵王ロープウェイは、蔵王山麓駅から樹氷高原駅までの山麓線と、そこから地蔵山頂駅に延びる山頂線の2本からなる。所要時間は蔵王山麓駅から樹氷高原駅まで約7分、山頂線に乗り換えて地蔵山頂駅まで約10分。往復運賃は中学生以上3000円(税込)小学生1500円(税込)

■【見どころ2】まさに自然の芸術品!冬の寒さが作り出す樹氷は必見

樹氷は蔵王連峰の特殊な気象条件と植生が造り出す世界的にも珍しい自然現象で、1~2月にかけて見ることができる。“スノーモンスター”とも呼ばれ、最盛期の2月は怪物のように大きく成長した樹氷が観賞できる。

見どころは、「樹氷が見られる冬の時期は、なかなか晴れる日が少ないのですが、晴れた日に地蔵山頂駅の屋上展望台から見る樹氷群は最高です。また、夜間のライトアップした樹氷は日中の白銀に輝くそれとはまったく趣が異なり、幻想的な世界に迷い込んだような雰囲気に感動もひとしおです!」

「なお、地蔵山頂駅に併設された暖房完備の『レストラン山頂』ではお食事・ご休憩をしながらご覧になれます。さらに、めったに乗車できない非日常的な乗り物『ナイトクルーザー号』で樹氷原を走り、ライトアップされた樹氷を間近でご覧になれるツアーも人気ですよ」

樹氷を見るには、蔵王山麓駅から地蔵山頂駅まで、乗り換え時間も含めて最短25分ほど。往復運賃は中学生以上3000円(税込)小学生1500円(税込)。ナイトクルーザー号は、ホームページの予約サイトより完全予約制で、ロープウェイ山麓線の往復運賃も含めて大人4500円(税込)、子供3800円(税込)。なお、気温はマイナス10度以下になるため防寒対策を万全にして出かけよう!

■【見どころ3】ロープウェイを使って気軽にトレッキング

高原では夏も涼しく快適にトレッキングが楽しめる。トレッキングコースは豊富で、ロープウェイを利用すれば山登りに不慣れな人もチャレンジしやすい。

ビギナーにはロープウェイで地蔵山頂駅まで上り、三宝荒神山の山頂一帯を自然のまま植物園として楽しめる蔵王自然植物園を歩くコースが人気。1周400メートルほどの遊歩道を、ハクサンシャクナゲ、サラサドウダン、ミネザクラといった高山植物を観賞しながら30分ほどかけて散策できる。

■【グルメ&休憩スポット】食事は山頂の絶景レストランで。蔵王温泉で疲れを癒すもよし!

地蔵山頂駅には山頂の絶景を眺めながら食事ができる「レストラン山頂」が併設。オールシーズン営業していて、山形名物の玉こんにゃく(120円)やいも煮そば(1000円)、山形三元豚の焼き肉丼(1200円)といったご当地グルメも味わえる。

令和元年5月には地蔵山頂駅展望台に蔵王テラスが誕生。雲海や夕焼けなど山頂からのすばらしい眺望を、テラスハンモックに腰を下ろしてゆったりと眺められる(荒天時は閉鎖)。

また、山麓の蔵王温泉には旅館やホテルが点在し、宿泊のみならず日帰りでも温泉が楽しめる。なかでも一番高台に位置する蔵王アストリアホテル露天風呂からの眺望は抜群! 露天風呂からは朝日連峰の山並みまでを見渡せる。日帰り入浴は、温泉とドリンクのセットで700円。

■【お得情報&アクセス】夏期のロープウェイ料金はクーポンでお得!冬期は仙台から直通バス運行

公式ホームページでは、夏期限定でロープウェイのクーポン券を発行している。レストラン山頂の昼食やソフトドリンクが付いて最大600円お得になる。クーポン券は印刷して、きっぷ売り場で提示しよう。※現金払いに限る。

交通アクセスは、鉄道の場合は東北・山形新幹線山形駅を目指し、山形駅からは蔵王温泉行きのバスに乗って40分ほど。冬期は、仙台から蔵王温泉まで直通の予約制高速バスが運行している。車の場合は山形蔵王ICから西蔵王高原ラインを経由して約30分。ロープウェイ山麓線周辺には約200台停められる駐車場がある。

■【新型コロナウイルス感染予防対策】

・ゴンドラ内は常時外気を取り入れ、換気促進の強化を行っています。

・降車後、都度消毒を実施しています。

・混雑状況緩和のため、ゴンドラ内の乗車制限をしています。

・消毒液を全ての駅舎内に消毒液を設置しています。

・一部スタッフマスクを着用しています。

・従業員の健康管理については十分留意しています。

取材・文=秋武宏美

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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2020年5月時点の情報です。

赤い絨毯のように広がり紅葉する森林を一望できる