パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するU-18フランス代表DFタンギ・クアシ(17)の去就を巡って様々な動きがあるようだ。

フランス屈指のアカデミーを誇るPSGで将来を嘱望されるセンターバックのクアシ。

187cmの恵まれたサイズと高い身体能力に加え、元フランス代表DFのローラン・ブランを彷彿とさせる守備センスの持ち主は、昨年12月に行われたモンペリエ戦でトップチームデビュー。以降はトーマス・トゥヘル監督の信頼を獲得しここまで公式戦13試合に出場し3ゴールを挙げている。

トップチームでの活躍にも関わらず、PSGとのプロ契約を結んでいないクアシに関しては以前からバルセロナ、RBライプツィヒの2クラブからの関心が伝えられている。

さらに、フランス『Le10sport』は、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの後継者を探すレアル・マドリーが先日にクアシの代理人と会談を行っていたと報じている。

ただ、マドリーのスカウト部門は安価で獲得可能なクアシの獲得に興味を抱いていたものの、フロレンティーノ・ペレス会長が何らかの理由で交渉にストップをかけたという。

その一方で、新たな移籍先候補に急浮上しているのが、ミランだという。

来シーズンにラルフラングニック氏の新指揮官招へいを目指していると言われるミランは、同氏が好むプロフィールを持つクアシの獲得に向け、すでに代理人と接触しているようだ。

なお、フランス『レキップ』はクアシの去就に関して、選手本人はPSG残留を望んでいるものの、代理人はいずれも500万ユーロ(約6億1000万円)の契約時のボーナスをオファーしているライプツィヒミラン行きを薦めていると報じている。

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