新型コロナウイルスシーズン開幕が遅れていたF1が7月3日に開幕することが決まった。2日に国際自動車連盟(FIA)からシーズン前半のみの改訂版カレンダーが発表され、7月3~5日のオーストリアGP(A1リンク)を開幕戦とする計8戦の日程が公表された。

昨年のF1オーストリアGP((c)RedBull Content Pool)

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 F1運営会社のチェース・キャリー最高経営責任者(CEO)は「過去の数週間でパートナーとともに根気強く作業をして、FIAと参戦チームは最善の対策をしながらレースを再開できるよう、2020年の改訂版・開幕カレンダーを組んだ。フルシーズンカレンダーは数週間のうちに公開できるとみている」とコメントした。

 新カレンダーは9月上旬までで全て欧州での開催。序盤は無観客開催となる見通しだ。注目はオーストリアイギリス。いずれも2週連続で同じサーキットに残って2レースをするというダブルヘッダーを導入した。F1では初の試みだ。

 F1は1カ国1開催が原則。日本でも1994、95年に同一シーズンに2グランプリを行ったことがあるが、鈴鹿サーキットは従来通り「日本GP」とし、TIサーキット英田(現岡山国際サーキット)で開催したレースの大会名は「パシフィックGP」だった。

昨年のF1イギリスGP(ダイムラー提供)

 今季のオーストリアの大会は、1レース目(7月5日決勝)については通常通り「オーストリアGP」の名称を掲げる。次週の2レース目(7月12日決勝)はレッドブルリンクのあるオーストリア南東部の連邦州「シュタイアーマルク」の地名を大会名に採用しており、「シュタイアーマルクGP」と公式に呼んでいくもようだ。

 イギリスは島国で入国する渡航者に対しては14日間の検疫措置を課すことが決めているため、カレンダーから外れる恐れもあったが、英政府がF1を検疫免除対象にしたことで開催が可能になった。こちらも1レース目(8月2日決勝)は「イギリスGP」を名乗る。

 ただし、2レース目(8月9日決勝)は「F1 70周年(70th Anniersary)グランプリ」に。F1世界選手権1950年シルバーストーンサーキットで開催されたイギリスGPから始まり、今年が丸70年。記念グランプリの位置付けだ。

 伝統のモナコGP、F1に返り咲いたオランダGP、当初は開幕戦だったオーストラリアGPは今季の開催を断念。後半の開催カレンダーについては未発表ながら、9月に旧ソ連ロシアアゼルバイジャン12月に中東のバーレーン、アブダビがセットで組まれるとみられる。

 鈴鹿を舞台とする日本GPは10、11月の開催を検討しているようだが、オートバイロードレース世界選手権日本GP(栃木・ツインリンクもてぎ)が中止を決めており、予断を許さない状況だ。

 そのほかに大会中止を発表していないのは中国、ベトナムシンガポール、米国、カナダメキシコブラジル。後半戦に中止と決めたグランプリ以外の12戦全て組むことも可能性だが、長距離遠征に伴う新型コロナ感染のリスクを踏まえると、そのうちの数戦はプロモーターなどと協議した上で間引かれるとみられる。

改訂版・2020年F1カレンダーシーズン前半)

戦/開催国/期間/会場
1/オーストリア①/7/3~5/レッドブルリンク
2/オーストリア②/7/10~12/レッドブルリンク
3/ハンガリー/7/17~19/ハンガロリンク
4/英国①/7/31~8/2/シルバーストーン
5/英国②/8/7~9/シルバーストーン
6/スペイン/8/14~16/カタルーニャ
7/ベルギー/8/28~30/スパフランルシャ
8/イタリア/9/4~6/モンツァ

[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]

トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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F1の開幕日が7月3日に決定!F1初のダブルヘッダーの導入も